紀伊國屋書店が選ぶ2025年のおすすめ児童書・絵本ベスト10を発表

「キノベス！キッズ2025」発表の背景

紀伊國屋書店が主催する「キノベス！キッズ」は、2022年に始まった児童書・絵本の推薦賞です。この賞は、過去1年間に出版された新刊を対象に、書店のスタッフによる熱心な推薦コメントを基にベスト10が選出されます。16名の選考委員が吟味し、選ばれるのは人気作だけではなく、新進の作家やさまざまなジャンルの作品です。

「小さな読者たちだけでなく、大人にも楽しめる書籍を提供したい」という思いから、紀伊國屋書店はこの取り組みを続けています。新たな作品に出会う機会として、皆様にぜひこの機会を楽しんでいただきたいと思っています。

2025年のベスト10書籍

2025年の「キノベス！キッズ」ベスト10に選ばれた作品は以下の通りです。

1. クジラがしんだら - 江口絵理:文／かわさきしゅんいち:絵／藤原義弘:監修 (童心社)
- 環境問題とふれあう物語が描かれています。
2. トドにおとどけ - 大塚健太:作／かのうかりん:絵 (パイインターナショナル)
- 動物たちの心温まる交流を描く絵本。
3. わすれていいから - 大森裕子 (KADOKAWA)
- 子供の成長に寄り添うストーリーが魅力。
4. もののけしょくどううらめしや - たにむらのりあき (福音館書店)
- 魅力的なキャラクターたちが織り成す物語。
5. うちのピーマン - 川之上英子・健:文／柴田ケイコ:絵 (アリス館)
- 身近な家庭の物語がユーモラスに語られます。
6. パンどろぼうとりんごかめん - 柴田ケイコ (KADOKAWA)
- ワクワクするストーリーと絵。
7. 火の鳥いのちの物語 - 手塚治虫:原作／鈴木まもる:文･絵 (金の星社)
- 经典作品を現代的にアレンジしたもの。
8. ライオンのくにのネズミ - さかとくみ雪 (中央公論新社)
- 友情の大切さが伝わる作品。
9. おしごとそうだんセンター - ヨシタケシンスケ (集英社)
- 将来の夢を考えるきっかけになる一冊。
10. わかったさんのスイートポテト - 寺村輝夫:原案／永井郁子:作絵 (あかね書房)
- お菓子作りにまつわる楽しい物語です。

これらの書籍は、特にスタッフが自信を持って推奨する作品たちです。店頭に並ぶこの機会に、お子様と一緒に新しい本との出会いを楽しんでいただけたらと思います。

「キノベス！キッズ2025」フェア

このベスト10の作品は、2025年2月1日（土）から全国の紀伊國屋書店、およびオンラインストアで「キノベス！キッズ2025」として特別フェアが開催されます。店頭には、各作品に寄せられたコメントや魅力をまとめた小冊子も配布される予定です。ぜひお立ち寄りいただき、素敵な児童書・絵本を見つけてください。

詳細情報やリリースに関するお問い合わせは、紀伊國屋書店総務人事部広報担当までご連絡ください。