丸天産業が新たなオフィスで快適空間を実現
愛知県名古屋市中区に本社を構える株式会社丸天産業が、第37回日経ニューオフィス賞において中部ニューオフィス推進賞を受賞しました。この賞は、日本経済新聞社とニューオフィス推進協会(NOPA)が、快適かつ機能的なオフィス環境を表彰するもので、当社の新たなオフィスづくりが注目されています。
新オフィスのポイント
設立から75年を迎える丸天産業は、創業当初から文具事務用品を販売していましたが、顧客のニーズに合わせて事業を進化させています。新オフィスは、その変化をさらに加速させるプロジェクトの一環であり、2023年6月に完成。これにより、働き方や働く空間のデザインを進化させ、高めた創造性によって新しい未来を築くことを目指しています。
フレキシブルなオフィスデザイン
新社屋のコンセプトは「コンセプトを脱する」であり、固定概念にとらわれず、変化を楽しむ姿勢を表現しています。新社屋は「第二の創業期」と位置付けられ、企業の存在意義・価値を新たに定義しました。その新しいパーパスは、「未来を変えよう、『人』と『空間』のチカラで」です。
四季に彩られたオフィス
新社屋は、社員数約60名に対して約863㎡の執務面積を確保し、席数は159席と、旧本社の約2.5倍に拡張されました。オフィス内には、春・夏・秋・冬の各フロアテーマが設けられ、季節の流れを感じることができる設計となっています。これにより、フロア間のつながりを持たせつつ、新たな出会いや価値を生む柔軟な空間が生まれました。
各フロアの特徴
1F(春)は、多様なつながりを生むフロアです。誰でも自由に利用できる空間で、訪れた人たちの人生に花を咲かせる工夫が施されています。
2F(夏)は、業務チームが連携しやすいように、調整可能な昇降デスクや個人ブース、ソファエリアを配置し、柔軟な働き方を可能にしています。照明は仕事の内容に合わせて調整でき、快適な作業環境を提供しています。
3F(秋)は、心地よい空間作りに重点を置き、五感で感じる働き方を実現しています。食事やリフレッシュ、雑談など、チーム間のコミュニケーションを促進する設計です。
4F(冬)は、実践経験を積むためのフロアで、様々な試みや実験が行える余白のあるデザインが特徴です。産学連携のプロジェクトや異業種交流会が活発に行われています。
コミュニティへの貢献
丸天産業は、地域社会とのつながりも重視しています。パパママ会や女性の活躍を促進するイベント、地元学生との交流会など、多様な企画を通して地域貢献を目指しています。このような取り組みを通じて、丸天産業は社会と共に成長し続ける企業でありたいと考えています。
会社概要
- - 会社名:株式会社丸天産業
- - 設立:昭和25年1月5日
- - 所在地:愛知県名古屋市中区栄5-10-34
- - 主要業務:ファシリティマネジメント、オフィス用品販売、内装工事、ICT設備、医療備品販売など。
- - ウェブサイト:丸天産業公式サイト
新たなオフィス空間の誕生は、丸天産業の進化の過程を象徴しており、その柔軟な働き方を追求する姿勢が、今後も注目されることでしょう。