多様な人材活用の新たな扉を開く「外国人材情報大交流会」
2025年7月2日(水曜日)、大阪市で「第4回 中小企業の経営者・人事担当者のための外国人材情報大交流会」が開催されます。このイベントは、日本の労働市場が直面する人手不足の深刻な問題に対する解決策を模索するための重要な場となります。
人材不足の実態
国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、生産年齢人口は年々減少し、2043年には6000万人を下回ると予測されています。この流れは中小企業にとって深刻な課題であり、優れた人材の確保が経営を左右するカギとなっています。このような背景の中で、外国人材の雇用が注目されています。
外国人材の雇用が鍵に
2024年度には日本で学ぶ外国人留学生が過去最多となる見込みであり、多様な背景を持つ人材が日本企業への就職を志望しています。政府も外国人材の長期的な活躍を促進するための施策を着実に整備しています。しかし、採用には多くの課題が伴います。日本語のコミュニケーションの難しさや文化の違い、在留資格の手続きなど、経営者や人事担当者が直面する壁は少なくありません。
大交流会の開催目的
「外国人材情報大交流会」では、こうした課題を解決するために必要な情報を一堂に集め、中小企業の支援を目指します。参加者は、外国人材の採用から定着までのプロセスについて理解を深めることができ、具体的な相談や情報共有の場として活用できます。複数のブースが出展し、情報提供を行い、参加者の疑問に直接答えてくれる機会が設けられています。
セミナーとブース出展
この交流会では、官民あわせて50以上のブースが設けられ、外国人材の採用支援に特化したアドバイスや情報を提供します。また、同時開催されるミニセミナーでは、外国人材の初めての採用からその後の活躍までの具体的なテーマを選んで学ぶことができます。これにより、参加者は実際の採用・活用に向けた第一歩を踏み出すことができるでしょう。
概要と詳細
開催日時: 2025年7月2日(水) 12:00~17:00
会場: マイドームおおさか 2F展示ホール
〒540-0029 大阪府大阪市中央区本町橋2-5
定員: 300名
料金: 無料
申し込み方法:
こちらから
主催は大阪外国人材採用支援センターで、後援には大阪出入国在留管理局や商工会議所、関西経済団体などが名を連ねています。この交流会を通じて、中小企業の経営者や人事担当者が外国人材活用についての理解を深め、実際の採用に繋げる場となることが期待されています。
お問い合わせ情報
本件に関するお問い合わせは、大阪外国人材採用支援センターまでお願いいたします。担当者は西田で、電話番号は06-6267-1290、メールは
[email protected]です。
本イベントは、中小企業が外国人材を通じて新たな成長を目指すための貴重な機会です。ぜひご参加ください。