国内最大のスタートアップカンファレンス「IVS2025」
2025年7月2日から4日にかけて、京都市の勧業館「みやこめっせ」で開催される国内最大規模のスタートアップカンファレンス「IVS2025」の新たな企画チームと運営体制が発表されました。IVS KYOTO実行委員会(株式会社Headline Japan、京都府、京都市)が主催します。
実行委員会形式の運営体制が継続
IVSは日本のスタートアップエコシステムの発展と地方創生を目的として推進されており、2025年も昨年同様に「IVS KYOTO実行委員会」による運営が行われます。京都府や京都市との連携を図り、地域資産である企業や大学、文化とスタートアップの融合を図ります。
新たなテーマゾーンと専門性の強化
IVS2025では、専門性と方向性を明確にした新しいテーマゾーンが設置されます。各領域の第一人者がディレクターを務め、参加者にとってより効果的なビジネスマッチングを実現します。主導となるのはIVSの代表である島川敏明氏で、各分野の専門性を活かした強力なコンテンツが展開される予定です。
特にAIゾーンでは、Cynthialyの代表取締役である國本知里氏と法律事務所Verseの金子晋輔氏が共同ディレクターを務め、さまざまなバックグラウンドを持つ専門家たちが参画します。
さらに新設されるDeeptechゾーンは、静岡社会健康医学大学院大学の藤本修平氏がディレクターを務め、研究成果や革新的技術の実用化に向けた新しい視点を提供します。
グローバルなつながりを促進するIVS Global
IVS Globalゾーンは、世界各国のVCやスタートアップとの連携を深める特設ゾーンとなります。昨年のIVS Cryptoでの経験を活かし、Whiplus(Headline Japan)がこれを担当。Web3関連のコンテンツも充実する予定です。
また、日本のスタートアップエコシステムに関するセッションや、海外のスタートアップの展示ブースも設置され、国際的な交流の場ともなるでしょう。
ゼロからのイノベーター育成プログラム
新たな取り組みとして、小学生から高校生を対象とした「IVS Youth」プログラムが設けられ、次世代のイノベーターを育てることを目指します。エンライトアカデミーのマコウ デイナ氏がこのプログラムを監督し、将来のリーダーを育成するための場を提供します。
ソーシャルインパクトを意識した新しいステージ
社会課題とビジネスの融合を目指した新しい取り組みも行われます。「IVS Social」ステージでは、各領域との連携を通じて、経済的持続可能性と社会的貢献を同時に追求するモデルを探求します。中村多伽氏(talikiの代表取締役)がこのステージを監督し、社会的な視点から的新しい価値の創造に取り組みます。
IVS2025のビジョンと運営体制
IVSは、次世代のリーダーを支援するため、多様なメンバーから成る企画チームを形成しています。現在、100名以上のメンバーが参加し、実務経験を持つシニア層の支援を受けながら、次世代のビジョンを実現すべく努力しています。それぞれのディレクターは専門知識とネットワークを活用し、革新的なコンテンツを通じて新しいビジネスの潮流を作り出します。
参加呼びかけと今後の展望
「IVS2025」では、「次世代の、起爆剤に。」というビジョンを掲げ、新メンバーの募集を行っています。参加者には多様な役割や体験が用意されており、運営の最前線で活躍できる機会が待っています。興味のある方は、ぜひ公式サイトをご覧ください。IVS2025を通じて、新たなビジネスや社会的インパクトの創出に向けた第一歩を共に踏み出しましょう。
公式サイトとイベント情報
IVS2025をきっかけに、京都の地で新たな経済活動の波を巻き起こし、スタートアップの未来を共に築いていきましょう。