被災者の思い支援へ
2025-06-26 16:38:15

能登半島地震から被災者の思いを支援に変える新たな取り組み

能登半島地震から生まれた支援の形



令和6年に発生した能登半島地震は、地域に多大な影響を与え、多くの方々の生活を一変させました。被災者は、自宅の解体を余儀なくされ、長年大切にしてきた骨董品や美術品を手放さざるを得なくなったケースが多くあります。そんな中、NPO法人有明支縁会は新たな支援の試みを決意しました。

寄付型ネットショップの立ち上げ



有明支縁会では、被災者から預かった骨董品や美術品を通じて寄付を呼びかけるオンラインショップを開設しました。このショップでは、輪島塗や九谷焼、有田焼といった地域に根ざした伝統的な工芸品や、江戸~明治期の陶磁器、修理済みの古時計など、さまざまな商品が取り扱われています。購入くださった寄付金はすべて被災者に還元され、彼らの生活再建に役立てられます。

支援活動の詳細



同法人は、骨董品の販売のみならず、現地での支援活動を積極的に行っています。具体的には、ブロック解体や家屋修理、緊急物資の提供、生活物資の配布、炊き出しといった生活支援に取り組んでいます。また、難病を抱える被災者に対しても個別支援を行い、さまざまな形での生活支援を続けています。

被災者の「大切な記憶」を支援に



寄付型オンラインショップの設立は、単なる物品の取引ではなく、被災者の「大切な記憶」を引き継ぐことを目的としています。骨董品や美術品は、ただの物体ではなく、その背後には多くの思い出とストーリーが詰まっています。購入者は単に商品を手に入れるのではなく、それを通じて被災者の物語の一部となり、彼らの生活を支援することができます。

参加方法



寄付型ネットショップへの参加は非常に簡単です。商品の詳細ページには、寄付金額が明記されており、購入手続きもスムーズに進められます。また、寄付の意義や活動理念についても、ウェブサイトで詳しく説明されています。なお、この取り組みは営利目的ではなく、あくまで被災者の支援を目的とした非営利活動です。転売目的での購入は固くお断りし、支援への理解と共感を持ってくださる方々にお願いしています。

有明支縁会の紹介



この活動を行うNPO法人有明支縁会は、長崎県諫早市に拠点を置く団体で、2017年に設立されて以来、保健や医療、福祉活動に取り組んでいます。また、街づくりや災害救援、子どもたちの健全育成などを目的とした多様な事業を展開し、地域社会に貢献しています。詳細や最新情報は公式ウェブサイトで確認できます。

終わりに



能登半島地震を経験した被災者の方々に寄り添う形で立ち上げられたこの寄付型ネットショップは、私たちにできる支援の形を示しています。物の価値を超えて人の心に届く支援を、ぜひご理解いただき、参加していただければと思います。


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会社情報

会社名
NPO法人有明支縁会
住所
電話番号

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