台湾の個性溢れるデザイナーズホテル『Dear b&b』が日本語版を開設！

台湾の魅力を再発見する『Dear b&b』

近年、台湾は手軽な海外旅行先として日本人観光客から高い人気を誇っており、その訪問者数は2018年に過去最高の196万人を記録しました。特に注目されているのが、巨大なチェーンホテルや一般的な宿泊施設では味わえない、個人オーナーが手がけたデザイン性豊かな宿泊施設です。そこで登場したのが、台湾を拠点にした宿泊情報サービス『Dear b&b』です。

厳選されたデザイナーズホテル

『Dear b&b』は、2012年に二人の台湾人女性、Minchelle WenとRae Linによって設立されました。彼女たちは台湾全土を巡り、約700軒のデザイナーズホテルを取材し、独自の基準「安心（Safe）」「気遣い（Sweet）」「驚き（Surprise）」という3つの「S」に基づいた魅力的な宿泊施設を紹介しています。現在、ウェブサイトには約350件の公開宿泊施設が掲載されています。

このサービスは、宿泊施設の特徴をただ紹介するだけでなく、オーナーの想いや背景をも掘り下げる独自のスタイルが人気です。台湾でのサービスリリース以降、特に若い旅行者や女性ユーザーの間で支持を得ており、月間150万PV、累計500万人のユーザーを抱えるほどの成功を収めています。

日本語版の正式リリース

2019年9月、知名度をさらに高めるために『Dear b&b』は日本語版と英語版を同時にリリースしました。日本語版では、約100件の宿泊施設が紹介されており、台北や高雄などの都市だけでなく、台湾の美しい自然に囲まれた地区や離島のホテルも揃っています。特にデザインされたプライベートホテル、古い建築物を生かしたリノベーション宿泊施設、一棟貸し切りのヴィラ、バックパッカー向けのゲストハウスなど、他の旅行予約サイトでは見つけられない独自の施設が集まっています。

新しい旅の楽しみ方

『Dear b&b』のサイトでは、さまざまな旅のシチュエーションに合わせた検索オプションも用意されています。例えば、「#一人旅」「#恋人と」「#レトロ古民家」などのタグを使って、自分の好みに合った宿を見つけることができます。これにより、日本人旅行者は台湾の多様な魅力を活用し、新たな旅の楽しみを広げることが可能です。

創業メンバーの背景

Minchelle Wenは台南出身で、SONY Taiwanでのマーケティング経験を経て、旅行と創作の道を選びました。彼女の著書『綺麗的迷途』は旅行者に愛され、2012年にはRae Linと共に『Dear b&b』を創業。Rae Linも台中出身で、飲料メーカーでのマーケティング経験を活かし、食が大好きな彼女は「歩く美食検索アプリ」とも称されています。二人が組むことで、台湾のデザイナーズホテルを多角的に紹介することができています。

台湾旅行を楽しもう

『Dear b&b』によって、台湾の隠れた魅力を再発見する機会が訪れました。情熱を持って運営される宿は、ホテルの見方を変えるだけでなく、旅行者に特別な体験を提供します。これから台湾旅行を計画する際には、ぜひ『Dear b&b』を参考にして、個性あふれる宿泊体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。異なる文化やデザインの融合が待っています。旅行者自身の目で新たな台湾を体感できる機会を逃さないように！