ポップアートの新たな挑戦、ハタヤママサオの展覧会
2025年4月24日より、東京の京王百貨店新宿店で「ニューポップワールド展」が開催される。著名なポップアートアーティスト、ハタヤママサオによるこの展覧会は、「POPで世界をHAPPYにする」をテーマに、彼のアートの世界を広く紹介するものだ。展示期間は4月30日までの6日間で、期間中には様々な新作原画と共にポップなファッションや雑貨も販売される。
多彩なラインナップとライブペイント
特に注目なのは、4月26日(土)と27日(日)の2日間にわたって行われるライブペイントだ。ハタヤマ氏自身が目の前で作品を制作していく様子を間近に観ることができる貴重な機会となる。また、展示される作品には、ラメ加工を施した作品「ラメの青龍」や、贅沢に国産の金箔を使用した「笑う風神雷神」、そして新作「金のくま手」などが含まれており、鮮やかな色合いと大胆なデザインで来場者を魅了するだろう。
この展覧会では、ハタヤマ氏の「オマージュシリーズ」として、最後の晩餐をモチーフにした作品「NO LAST SUPPER」や、ビートルズのジャケットをインスパイアしたアートが展示されるなど、既成概念を超えた面白い試みがなされている。さらに、まねき猫やだるまのペイントアート、80年代のラジカセをリボーンさせたペイントシリーズも揃い、遊び心溢れるポップアートの世界が広がる。
ファン必見の会場装飾
正面玄関にはハタヤマ氏を象徴するキャラクター、「ぱんだのぬいぐるみ」のカラフルなバージョンが飾られ、訪れる人々を迎える。今回の展示は、入り口から特別な雰囲気を醸し出し、来場者がアートの世界にワクワクしながら入っていけるような工夫が施されている。さらに、京王電鉄の車両内には800枚におよぶ広告が展開され、展覧会の告知がなされることも注目ポイントだ。
ハタヤママサオの歴史とアートへの道
ハタヤママサオは、大阪出身で、6人兄弟の長男。会社員としての生活を経て、30歳のときに独学でアートの道へと進む。彼の作品は力強いラインと斬新な色使いが特徴で、独自のポップアートを確立した。国内外で高い評価を受け、原画コレクターにはセレブリティも多い。これまでに有名ブランドとのコラボやミューラルアートも数多く手掛け、アート界での存在感を示してきた。また、著書「ポップアートで世界をHAPPYにする男」では、彼自身の半生を赤裸々に描いており、多くの部門賞も受賞している。
今後の展開とツアーの予定
「ニューポップワールド展」は、東京に続いて6月には大阪、8月には京都、11月には九州・鹿児島での開催が予定されている。ハタヤママサオのアートは、年々その幅を広げてきており、海外でもパリを中心に七カ国で活動を展開中。彼の作品を通じて、感じたことを皆が共有し、ポップアートの新たな価値を楽しむ機会が多くなっていくことが期待されている。
詳細については、公式ウェブサイトやInstagramを通じて確認できるので、興味のある方はぜひチェックして欲しい。
- 会場: 京王百貨店新宿店 1階正面入口イベントスペース
- 期間: 2025年4月24日(木)~4月30日(水)
- 時間: 10時~20時30分
- 料金: 入場無料
- イベント: ライブペイント、原画販売
- Instagram:
ハタヤママサオ公式Instagram
- ウェブサイト:
www.hatapopworks.com