株式会社ismがバックオフィス業務を強化、事業譲受で新たなサービス展開へ

株式会社ism、事業譲受を発表

株式会社ismはこの度、バックオフィスアウトソーシングを行っている株式会社一彩から事業を譲受することを発表しました。この譲受により、ismは今までのWebコンテンツ制作や広告制作に加え、バックオフィス支援事業に力を入れることで、事業規模の拡大を図り、新サービスの開発にも取り組む方針です。

事業譲受の背景

事業譲受に努める株式会社ismのCEOである鈴木碩子氏は、ビジネスモデルの多様化を重視し、クライアントに対してより良いサービスを提供するための意図があると語ります。また、COOの山本登子氏やCFOの平出瑞貴氏も、バックオフィス業務のニーズの高まりに伴い、今回の譲受が重要なステップであると述べています。

平出氏は、長年にわたるスタートアップのバックオフィス支援で培ってきた経験をもとに、株式会社一彩の設立時から支援を行ってきました。彼女は、経理や労務に関する豊富な知見と実績を活かして、他の中小企業や個人事業主に向けた柔軟な業務支援を提供してきました。

株式会社一彩の概要

平出氏が2016年に大阪で設立した株式会社一彩は、小規模事業者向けに特化したバックオフィス業務のアウトソーシングを行っています。経営課題の分析や業務フローの改善を通して、多くの企業から信頼を集めてきました。現在、大阪と香川に拠点を持ち、東京・大阪・名古屋などに多くの取引先を持っています。

平出氏は、「ismとの出会いは、今までの支援活動をさらに進化させるチャンスだと感じました。彼女と共に、新しいサービスが発信できることを楽しみにしています」とコメントしています。

代表の鈴木碩子氏の展望

また、鈴木氏自身も自身の起業にあたり、自分らしい働き方を推進しています。彼女は「人々が自分らしく働ける世界を目指したい」と熱い思いを語り、事業譲受を通じて平出氏が築いてきた信頼や組織を大切にし続ける意向を示しています。

今後、株式会社ismは「もっと、自分らしく。」という理念のもと、さらなる事業の進展を図り、クライアントや社会に対して新しい価値を提供していくことを計画しています。今回の事業譲受が、売上の増加だけでなく、ユーザー自身のライフスタイルや働き方といった分野でも影響を与えることが期待されています。