東京山九フェニックス、2023年度新体制へ移行
女子ラグビーチーム・東京山九フェニックスは今シーズン、重要な人事変更を発表しました。3名の選手がチームを退団し、新たなスタッフが加わる形で新体制が始動します。これにより、チームはさらなる飛躍を目指しています。
退団選手について
退団が発表された選手は以下の3名です:
1.
中西 絢乃(2021年4月~2024年7月在籍)
2.
大黒田 裕芽(2021年9月~2024年7月在籍)
3.
野口 明彩陽(2024年在籍)
彼女たちはそれぞれの在籍中に多くの貴重な経験を積み、チームに大きな影響を与えてきました。新たなステージに向けての彼女たちの今後の活躍に期待が寄せられます。
新スタッフの顔ぶれ
今回新たに加わったスタッフは、チームの運営や指導にあたる重要な役割を担います。具体的には以下の通りです:
- - 四宮 洋平(代表)
- - 猪野 仁志(副代表)
- - 山田 章仁(アドバイザー)
- - 工藤 良麻(ジェネラルマネージャー)
- - 吉田 永昊(ヘッドコーチ)
- - 野田 夢乃(アシスタントコーチ)
- - 福田 圭吾(メディカルアドバイザー)
- - エイミーリー・キャンベル(ヘッドメディカル)
- - 土岩 帆高(アシスタントメディカル)
- - 一本杉 仁志(ハイパフォーマンスマネージャー)
- - ローズ・リー(S&C)
新たなフィールドに挑戦する東京山九フェニックスの体制は、ラグビー界における進化を期待させます。
東京山九フェニックスの歴史と背景
東京山九フェニックスは2013年に設立され、渋谷区を拠点とする女子ラグビーチームです。チームの設立当初は練習場所すら見つからず、渋谷区内の小学校の校庭を借りて練習を重ねていました。しかし、現在は神奈川の専用グラウンドでのトレーニングを行っており、順調に成長を続けています。
チームが大切にしているのは、ダイバーシティの街「渋谷」というアイデンティティです。選手たちは大学や仕事を持ちながらラグビーに取り組み、多様な文化や価値観を反映したチーム運営が行われています。
また、チームの母体は2002年に設立され、2022年には20周年を迎えました。選手たちは15人制と7人制の両方で日本代表選手を輩出し続けています。
ブランドとスポンサーシップ
2019年度からは山九株式会社がネーミングライツスポンサーとして支援し、チーム名が「東京フェニックス」から「東京山九フェニックス」へと変更されました。このサポートを受け、チームはさらなる成長を遂げています。
特に2022年度には7人制と15人制大会の両方で優勝し、見事な二冠を達成。さらに2023年度の15人制大会でも優勝を果たし、二連覇を達成するなど、輝かしい実績を残しています。
今後の展望
東京山九フェニックスは、女子ラグビーの普及や地域活性化を目的に活動を続けていきます。新たなスタッフを迎えたこのタイミングで、これからのチームの成長がとても楽しみです。
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