福岡県直方市の中学生が仕掛ける九州の魅力発信イベント「九州はひとつ」

九州の魅力をシャウト！

福岡県直方市から、地元の中学生たちが九州の魅力を広めるイベント「九州はひとつ」が、2024年9月26日と27日にJR博多駅で開催されます。このイベントは、カルビー株式会社と福岡県、JR九州リテールが協力し、地元の中学生が主体となって進められています。彼らは九州の魅力を再確認し、ポテトチップス「九州味自慢」を通じて地域の良さをアピールします。

地域産品と連携した学び

この取り組みは、カルビーが1975年に鹿児島工場を設立したことから始まります。以来、九州地方の生産者と連携し、地元の食材を使った商品作りを続けてきました。「ポテトチップス九州しょうゆ」や、毎年福岡農業高校と共同開発する「ポテトチップス合格する梅」など、地域密着型の商品を展開し、地元経済の活性化に寄与しています。

2022年には「掘りだそう、九州の力。」プロジェクトを立ち上げ、九州全体の魅力をPRする取り組みとして「九州ロゴマーク」を導入しました。このロゴマークは、九州各県が連携して様々な分野での取り組みを支援し、国内外にその姿をアピールする目的で作成されたものです。イベントを通じて、このロゴマークの意義を多くの人に知ってもらえるチャンスとなります。

中学生の挑戦

今回の職場体験に参加するのは、直方市立植木中学校の2年生約70名です。彼らは2024年の初めからカルビー社員の指導を受けながら準備を進め、商品PRの手法や販促グッズの制作に取り組んできました。イベント当日には、自ら考えたポスターデザインやチラシ配布を通じて、九州の魅力を発信するコーナーを持つことが予定されています。