バラクーダネットワークス、データ保護の新たなソリューションを発表
日本におけるデータ保護のニーズに応えるため、バラクーダネットワークスジャパン株式会社(以下、バラクーダ)は新しいバックアップアプライアンスモデルを発表しました。この新モデルは、企業が直面するデータ量の増加に対応しつつ、効率的で拡張性のあるソリューションを提供することを目的としています。
新しく登場したバラクーダバックアップには、Barracuda Backup 3024、3080、3200の3つのモデルがあり、企業はそれぞれのニーズに合わせて選択することができます。これらの新モデルは、データが増加するにつれて容易にシームレスに拡張可能であり、ハードウェアの頻繁な交換を避けることができるため、大幅なコスト削減が期待できます。また、実際に使用したデータ量に基づくテラバイト単位の柔軟な料金設定も魅力的です。
さらに、バラクーダは11月に、ランサムウェア対策やバックアップ戦略について学べるウェビナーも開催予定です。新モデルに関心のある企業関係者は、ぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。
新バックアップモデルの主な機能
新しいBarracuda Backupモデルは、企業がデータを安心して保護できるための機能を多数備えています。以下に主な機能をご紹介します。
1. 一元管理ダッシュボード
このダッシュボードを使用すると、バックアップインフラ全体を容易に監視しやすくなります。管理者は、必要な情報を一望でき、迅速な意思決定を行うことが可能です。
2. リアルタイムのパフォーマンス監視
システムに異常が発生した場合、リアルタイムで管理者に通知されるため、問題が深刻化する前に対処することができます。
3. パーソナライズされたレポート
チームごとの役割に応じてレポートがカスタマイズされており、各チームメンバーが必要な情報のみを受け取ることができるため、業務の効率が向上します。
4. 継続的なシステム監視
潜在的な問題を検出し、事前に対策を講じることができるため、業務の中断を最小限に抑えることが期待できます。
5. 監査ログ
変更をきちんと記録し、インシデントが発生した場合の調査に役立つ監査ログを活用することで、説明責任が果たせます。
2023年11月、バラクーダは日本の中小企業向けに実施した調査において、わずか23%の企業がイミュータブルバックアップやオフラインバックアップを実施していることが明らかになりました。この結果は、データ保護の重要性を改めて示すものです。
企業の声
バラクーダネットワークスジャパンの執行役員社長鈴木真氏は、新モデルについて「企業の規模に関わらず、効率的かつ低コストでのデータ保護が可能です。この新ソリューションは特に中小企業にとって利便性が高く、事業継続を支援します」と述べています。
バラクーダネットワークスジャパンとは
バラクーダネットワークスジャパンは、米国のBarracuda Networks Inc.の日本法人です。メール保護、ネットワークとアプリのセキュリティ、データ保護の3分野において最適なソリューションを提供しています。世界20万社以上に採用され、オンプレミス、クラウドなど様々な環境に対応した製品を展開しているバラクーダに注目が集まります。