DXビルダーズネットワーク
2022-12-07 12:00:01

2030年代における住宅業界の未来を切り開くDXビルダーズネットワークの誕生

DXビルダーズネットワークの設立背景



近年、少子化とライフスタイルの変化が進む中、日本の住宅業界は深刻な課題に直面しています。新築着工数が2040年には半減すると見込まれており、住宅価値の低下やカーボンニュートラルへの取り組みが求められるなか、企業は個々での対応が難しい状況となっています。そこで、中小工務店やハウスビルダーが共に力を合わせて課題に立ち向かうための新たな団体、「DXビルダーズネットワーク」が発足しました。

新たな協業団体の目的



DXビルダーズネットワークは、共通の課題と経営哲学を有する企業の集合体であり、各社が協力して変化する市場に対応することを目指しています。本部は三重県津市に本社を置く株式会社サンクスホームが担い、設立から半年間ですでに5社のコア企業が参加しています。このネットワークの目的は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の導入を通じて、集客や顧客管理において革新を図ることです。

サンクスホームの取り組み



サンクスホームは過去10年間で、独自の住宅ブランド「ゼロLDKの平屋LIMINI」やオンラインでの家づくりサポート「Build39」など、斬新な取り組みを進めてきました。特に、デジタル技術を駆使して新たな市場を開拓することに注力しており、その成果としてDXビルダーズネットワークの発足が実現しました。

さらに、同社は28年のDX事業運営実績を持つイリスグループ株式会社スマートクリエイティブと連携し、住宅業界に特化した集客プラットフォーム「スマログ」を開設しました。これは、家を建てたい人が好みの住宅写真を保存したり、自分に合った家づくりのシミュレーションができる画期的なサービスです。

集客支援と知識共有の取り組み



DXビルダーズネットワークは、会員間での情報やノウハウを共有する仕組みを整備しています。特に、中小工務店が抱える集客の課題に対して、独自の機能を提供することで支援します。また、インテリア家具などの周辺事業も手掛けており、多角的な支援を行っています。

加えて、毎月開催される「DBNカンファレンス」では、会員の社員たちが住宅やDX関連の知識を深めることを目的に情報提供を行い、スキルの向上を図ります。

今後の展望



DXビルダーズネットワークは、全国組織としての展開を見据え、各地の工務店に向けた展示会や説明会の実施を計画しています。これにより、多くの企業がネットワークに参加し、共に成長できる環境を整えていきます。

2023年には、オンラインで複数の事業説明会が予定されており、接客診断や最新の住宅マーケティングについての情報共有が行われます。詳細や参加申込は公式サイトにて確認できます。

連絡先情報



DXビルダーズネットワーク事業本部
株式会社サンクスホーム
所在地:三重県津市高茶屋小森上野町1362番地3
電話:059-234-1210
ファックス:059-234-1211

このように、DXビルダーズネットワークは様々な課題を抱える住宅業界のために新たな道を切り開く試みを行っており、今後の動向が非常に楽しみです。

会社情報

会社名
株式会社スマートクリエイティブ
住所
広島県広島市西区横川町2丁目9-1マツモトビル2F
電話番号
082-532-0023

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