日本の着物文化を世界へ！サステナブルなリメイクブランド「AMATERAS Maison」がシンガポールでローンチ

日本の着物文化がシンガポールで輝く！サステナブルなリメイクブランド「AMATERAS Maison」ローンチ

2024年11月、シンガポールのラッフルズシティショッピングセンター内にあるルミネシンガポールで、日本の伝統文化である着物を再定義するブランド「AMATERAS Maison」が世界初ローンチされました。

このブランドは、廃棄される着物を現代的なデザインにリメイクすることで、日本の伝統文化の継承とサステナビリティを両立。日本の職人が一つ一つ丁寧に手作業で仕立てた、唯一無二の「KIMONO Robe」は、来場者から大きな注目を集めました。

シンガポールを舞台にした華やかなローンチイベント

11月2日には、現地メディアやインフルエンサーを招待した盛大なローンチイベントが開催されました。「AMATERAS」代表の佐藤マクニッシュ怜子さんをはじめ、関係者らが来場し、和紙を用いた装飾や日本酒の樽など、日本の伝統文化を感じさせる空間で、ブランドのコンセプトや背景が紹介されました。

イベントでは、来場者自身が「KIMONO Robe」を試着し、写真撮影を楽しむ場面も。シンガポールの人々は、日本の伝統的な着物が現代のファッションに取り入れられることに驚きと喜びを示していました。普段はなかなか触れることのできない日本の文化に触れ、日本の伝統と現代の融合に感銘を受けた様子でした。

獺祭とのコラボレーションで日本酒文化を発信

イベントをさらに盛り上げたのが、日本酒ブランド「獺祭」とのコラボレーションです。来場者には、シャンパングラスに入った「獺祭スパークリング」が振る舞われ、日本酒の新しい楽しみ方が提案されました。獺祭公式アンバサダーの参加により、日本酒の製造工程や歴史なども紹介され、日本の伝統的な酒造りの技術や文化への理解を深める機会となりました。

ルミネシンガポールの取り組み：グローバル＆サステナブルな視点

ルミネシンガポールは、2024年4月から「グローバル＆サステナブル」というビジョンを掲げ、日本の文化や価値を世界に発信する活動に力を入れています。「AMATERAS Maison」のPOP UPイベントは、その取り組みの一環として開催されました。

ルミネシンガポールでは、これまでも福井県との協業によるクラフトイベントや、インドの手仕事とのコラボレーションなど、多様なイベントを実施。今後も、日本の伝統や文化を世界に発信する活動を継続していく予定です。

「AMATERAS」と「AMATERAS Maison」

「AMATERAS」は、佐藤マクニッシュ怜子さんが2018年に設立したブランド。「和×洋」を融合した独創的なデザインで、日本の美しさを世界に発信しています。「AMATERAS Maison」は、「AMATERAS」が展開する、着物をリメイクしたエクスクルーシブラインです。廃棄される着物を活用することで、サステナビリティにも貢献しています。

日本の伝統と現代の融合：新たな可能性

「AMATERAS Maison」のローンチイベントは、日本の伝統文化を現代的に再解釈し、世界に発信する成功例となりました。サステナビリティを意識した取り組みも高く評価され、日本の文化が世界で新たな価値を生み出していく可能性を示す、象徴的な出来事となりました。日本の着物文化は、今後も進化を続け、世界の人々に感動を与え続けるでしょう。