貸切バスの安全性向上に関する施策
国土交通省は、訪日外国人旅行者の増加に伴って高まる貸切バスの需要に対応するため、これまで以上に安全な運行を実現するべく新たな施策を発表しました。これには、運行管理者を対象とした事業者講習会の開催と、全国各地での街頭監査が含まれています。
背景
近年、訪日外国人旅行者の数は増加の一途を辿っており、それに伴い貸切バスの需要が急増しています。しかしながら、需要の高まりの反面、安全性に関する懸念も増加しています。特に、2016年1月に発生した軽井沢スキーバス事故以降、貸切バスの事故が相次いでおり、2022年には死傷者を伴う横転事故が発生しました。
これらの事故を教訓に、安全性向上のための施策が急務となっています。
実施される講習会
国土交通省は、2023年5月から7月にかけて、貸切バス事業者の統括運行管理者を対象とした講習会を実施します。講習内容は以下の通りです:
- - 事業用自動車による交通事故の発生状況
- - 最近の事故事例
- - 事業用自動車の安全対策
- - 最近の監査及び行政処分
- - 法令改正の概要
- - 軽井沢スキーバス事故に関する啓発動画
これにより、運行管理者が最新の情報を把握し、安全な運行管理ができるよう支援します。
街頭監査も実施
さらに、同時期の4月下旬から7月にかけて、全国各地の観光施設、主要駅、空港などで街頭監査も行われます。街頭監査では、バスが法令を遵守して運行されているかを確認し、違反者に対する指導や是正を行います。これにより、貸切バスの運行における法令の遵守状況を徹底的に監査し、事故防止に努めます。
事故防止に向けた取り組み
国土交通省は、これらの施策を通じて貸切バスの安全性を向上させることを目指します。旅行シーズンを迎えるにあたり、運行管理者や運転手がしっかりとした知識を持ち、適切な判断を下せるような環境作りが重要です。
今後も、すべての利用者が安心して貸切バスを利用できるよう、国土交通省は引き続き取り組みを強化していきます。
連絡先
もっと詳しい情報が必要な方は、国土交通省物流・自動車局安全政策課までお問合せください。
- - 担当者:後藤、佐藤(佳)
- - 電話番号:03-5253-8111 (内線41624、41633)
- - 直通:03-5253-8566
これからの施策に期待が寄せられており、さらなる安全運行が実現されることを願うばかりです。