ストレスと抜け毛
2026-02-26 11:47:42
ストレスによる抜け毛改善!ミノキシジルの新たな可能性
ストレスによる抜け毛の増加が問題に
日常生活のストレスは、心と体にさまざまな影響を及ぼします。その中でも、最近注目されているのが「休止期脱毛症」です。これは心理的な負担や感染症、さらには過激なダイエットなどが原因で、毛髪の成長が滞ることで起こる脱毛症の一種です。
「休止期脱毛症」は、心身にかかるストレスによって、毛根が成長を止め、一時的に抜け毛が増加する症状です。通常は3~6ヶ月で回復が見込まれますが、その間に抜ける毛の量は多く、精神的なダメージも非常に大きいものがあります。また、季節による抜け毛の増加も同様で、特に春や夏には毛髪が休止期に入りやすく、その結果秋には多くの毛が抜けることも報告されています。これらの症状は、日常生活の質を大いに低下させる可能性があります。
ミノキシジルの可能性を探る
大正製薬が行った研究により、発毛成分「ミノキシジル」がこの「休止期脱毛症」にも効果があることが示唆されました。ミノキシジルは通常、壮年性脱毛症の治療に使われていますが、最近の研究はその適用範囲を広げつつあります。これまで休止期脱毛症に対する有効性が十分に検証されていなかったため、清水さんたちはここに着目しました。
具体的には、5%のミノキシジルを含む外用薬が、休止期脱毛症の改善に寄与する可能性を研究しました。実際の研究結果では、マウスを用いた実験で、ミノキシジルを塗布した群で早期に新たな毛の成長が確認されたことが報告されています。また、日本人成人男女を対象にした初期試験でも、5%ミノキシジル配合剤を使った結果、やはり毛髪数の増加傾向が見られました。
研究成果の内容
第一に、マウスによる実験では、ミノキシジル配合の薬を外用することで、健康なマウスと比較して新たに毛が成長するスピードが早いことが示されました。これは、心理的ストレスや感染症による休止期脱毛症に対する新たな治療戦略を考える上で非常に意義深い結果です。
第二に、日本人男女12名を対象とした臨床試験でも、新型コロナウイルス感染症や過激なダイエットが原因による休止期脱毛症の症状改善が確認されました。その中では、通常の毛髪数と比べて、8週目や12週目に毛髪数の有意な増加が見られる結果が得られました。特に、12週で大きな増加を示したケースもあり、その患者では肩かけの抜け毛も減少するなど、治療の効果が実証されています。
今後の展望
これらの研究を経て、ミノキシジルが休止期脱毛症においても有用である可能性が示唆されました。今後、さらなる研究が進むことで、より多くの患者にとって有効な治療選択肢となることが期待されています。ストレスや不安からくる脱毛症に対する理解が深まり、患者の生活の質が向上することは、私たち全体にとって非常に重要です。
大正製薬では、「“生える”を科学する」をテーマに、毛髪に関する様々な問題に向けた研究を続けています。私たちの生活をより豊かにするために、今後も科学的なアプローチから毛髪健康に寄与していく所存です。
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