ウイスキー文化研究所が新たな逸品「イチローズモルト＆グレーン」を発売

新たなウイスキーの魅力

ウイスキー文化研究所が発表した新商品「イチローズモルト＆グレーンシングルカスク #14903」が、2023年7月1日よりウイスキー文化研究所の会員向けに販売されます。この製品は、同社代表の土屋守氏が厳選したウイスキーをオリジナルラベルで瓶詰めした『シャングリラシリーズ』の第一弾です。

この限定ウイスキーは、埼玉県の秩父蒸溜所で造られたミズナラ樽で後熟されたもので、貴重なシングルカスクとしてボトリングが実現しました。アルコール度数は58％と高く、濃厚な風味が特徴です。

シャングリラシリーズの背景

『シャングリラシリーズ』は、土屋守が50年前に訪れた西チベットの風景からインスピレーションを受けています。ラベルには、歴史的な価値を持つ石仏の写真が採用されており、そこには弥勒菩薩が彫られています。このように、ただのウイスキーではなく、歴史と文化が詰まった非常に特別な製品として位置づけられています。

商品の詳細

- 商品名: イチローズモルト＆グレーンシングルカスク #14903
- アルコール度数: 58%（カスクストレングス）
- 容量: 700ml
- 樽タイプ: 秩父蒸溜所製ミズナラホグスヘッドカスクフィニッシュ
- 瓶詰め本数: 316本
- 価格: 25,300円（税込・送料別）

このウイスキーは、会員番号が必要なため、購入を希望される方は会員登録を行う必要があります。興味を持つ方は、ぜひ公式サイトで詳細を確認し、魅力的なウイスキーを手に入れてください。

ウイスキー文化研究所の取り組み

ウイスキー文化研究所は、土屋守氏を代表とする日本唯一のウイスキー専門団体であり、ウイスキーに関する知識を広める様々な活動を行っています。会員には、日本唯一のウイスキー専門誌『ウイスキーガロア』が定期的に届けられ、会員限定のライブ配信やイベントにも参加できる特典があります。

また、ウイスキーに関する試験やコンペティションも運営しており、ウイスキー鑑定の知識を深める機会を提供しています。特に2019年に設立された東京ウイスキー＆スピリッツコンペティション（TWSC）は、日本国内でのウイスキーとスピリッツの審査において重要な役割を果たしています。

まとめ

「イチローズモルト＆グレーンシングルカスク #14903」は、ただの酒ではなく、深い文化と歴史背景を持つ一杯です。ウイスキー文化研究所の努力によって生まれたこのウイスキーは、飲む人に特別な体験を提供します。ぜひ、ウイスキー愛好家の方々は手に取って、その味わいを堪能してください。日本のウイスキー文化の未来を感じることができるでしょう。