更年期女性支援アプリ『Lumino』が東京都の支援を受ける
株式会社menopeer(メノピア)は、東京都が進める社会課題解決型スタートアップ支援事業「Tokyo Co-inNovators」における第1期の採択企業に選ばれました。今後、更年期世代向けのヘルスケアアプリ『Lumino(ルミノ)』を通じて、女性の心身の健康支援に取り組み、自己実現を促進する社会を目指しています。
東京の支援事業「Tokyo Co-inNovators」とは
東京都が今年度から開始した「Tokyo Co-inNovators」は、革新的な製品やサービスを通じて社会課題の解決に寄与するスタートアップを対象とした支援事業です。この取り組みでは、さまざまな企業や組織とのマッチングを行い、ビジネスモデルの検証や製品の実装を支援しています。また、採択された企業には、実証先の開拓や実施費用に関するサポートも提供されます。
株式会社menopeerは、数ある応募企業の中から「更年期女性の健康支援プロジェクト」が選定されました。このプロジェクトは、ヘルスケアアプリ『Lumino』やホルモン検査キットを活用して、女性の健康課題に取り組むものです。昨年11月にも、同じく東京都主催のASACスタートアップアクセラレーションプログラムに採択されており、さらなる挑戦が期待されます。
アプリ『Lumino』の独自性
『Lumino』は、プレ更年期から更年期世代の女性向けに設計された月経・体調管理アプリです。医療専門家の監修の下、医学的な知見をもとにしたアドバイスを実施し、月経データを基に女性のライフステージを判断。心身の変化を明確に可視化し、AIを活用した個別のヘルスケアレポートを提供します。さらに、セルフチェック機能によって、ユーザーが自身の体調に気づき、対策を講じる手助けを行います。
更年期に伴う体調の変化は個人差が大きく、なかなか自覚しにくいため、適切なセルフケアや医療の受診が遅れがちです。この世代が担う仕事や家庭において、健康に関する不安が生活の質や仕事のパフォーマンスに大きな影響を与えているため、『Lumino』はその解決策として機能します。ユーザーは、LINEを通じた簡単なインターフェースを用いて、日々の体調記録を続けることができ、無理なく健康管理が実現できるのです。
menopeer(メノピア)の取り組み
株式会社menopeerは2022年1月に設立され、東京・渋谷に本社を構えています。更年期医療に特化した専門医と連携し、さまざまなサービス開発を行っています。また、女性健康の支援を目指し、さまざまな企業や団体とのパートナーシップを積極的に進めています。
今後も、menopeerは更年期領域の課題解決に向けて多面的なアプローチを行う一方で、当社のビジョンに共感する方々と共に事業を展開していくことを目指しています。詳しい情報は、公式ホームページや採用ページを通じて確認することができます。
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