運輸事業の安全確保をテーマにしたシンポジウム2025の開催

2025年の運輸シンポジウムが目指すもの

運輸事業が安全確保の重要性を再認識する場として、「運輸事業の安全に関するシンポジウム2025」が2025年11月19日に開催されます。このシンポジウムは、運輸安全マネジメント制度が創設から20年を迎える節目の年に行われるものであり、運輸事業者の安全意識を高めるための重要なイベントとなります。

シンポジウムのテーマと目的

今年のテーマは「安全管理体制構築のこれまでの歩みと新たな課題」です。運輸事業者がこれまでどのように安全管理体制を構築してきたかを振り返り、変化する経営環境の中でどのように安全管理を維持・強化していくべきかについて意見を交わします。

開催概要

- 日時：2025年11月19日（水）13:00～16:00（開場12:00）
- 場所：有楽町よみうりホール（東京都千代田区有楽町1丁目11－1）
- オンライン配信：YouTubeで同時配信（接続開始12:00）

プログラム内容

シンポジウムでは、運輸業界の各モードにおける安全管理の取り組みが紹介される他、金融業界からの知見も取り入れ、運輸安全管理体制の未来についてのディスカッションが行われます。以下、プログラムの主要講演者の紹介です。

- 鉄道事業：西日本旅客鉄道株式会社代表取締役副社長井上啓氏
- バス事業：宮城交通株式会社代表取締役社長青沼正喜氏
- 航空事業：全日本空輸株式会社取締役宮前利宏氏

新たな視点での議論

シンポジウムの後半では、新たな視点から安全管理体制の強化に向けた議論が行われます。大和証券と関西電力のエグゼクティブが登壇し、業界全体の安全性向上へ向けた視点を提供します。

パネルディスカッション

シンポジウムのクライマックスでは、各業界の専門家によるパネルディスカッションが行われ、コーディネーターには関西大学名誉教授の安部誠治氏が参列します。

このシンポジウムを通じて、運輸事業者の安全管理体制に関する知識と意識が向上し、今後の発展に繋がることが期待されています。参加希望者は、公式サイトからのお申し込みが必要です。