離島の特産海藻を使ったフェイスパックが注目の的に
三重県の鳥羽湾沖に位置する離島・菅島。その過疎化が進むこの島で、地域おこしの一環として新たに誕生した化粧品メーカーが「合同会社菅島喜樂」です。2024年4月の設立以来、島ならではの特産品を用いた商品開発を行い、国際的な知名度向上を目指しています。
菅島初の化粧品メーカー誕生
菅島喜樂の初商品、「肌嬉Hakki さがらめパック」は、2024年9月より伊勢志摩地域のホテルやお土産店を通じて販売が開始されます。また、ECでも購入可能です。
さらに、2024年7月17日から実施された先行販売は、クラウドファンディングサイトMakuakeで大きな成功を収めています。わずか24時間以内に目標の200%を達成し、現在では驚異の400%超えを果たしています。この商品に対する反響は非常に熱いものです。
過疎化解決のひとつのアプローチ
離島の人口は400人ほどで、信号もコンビニもない環境。しかし、この地域の特産品を活用することで新たなビジネスチャンスが生まれると、菅島喜樂の代表社員である竹久友理子は語ります。彼女は愛知県から移住し、この美しい土地で新たな価値を創造する挑戦をしています。
「インターネット技術の発展によって、離島でも都会と同程度のビジネスを展開できるはず」と竹久さんは語る。
さがらめとは何か?
「さがらめ」は菅島で生息する特産の海藻で、栄養価が高く「海藻界の王様」との呼び名を持つ存在です。この成分は、肌に対する優れた保湿効果が期待できるほか、細胞間脂質の主成分であるセラミドを生成します。
「肌嬉Hakki さがらめパック」は、このさがらめのエキスをふんだんに使ったシート型フェイスパックであり、保湿効果の高さが特に注目されています。実際、モニターアンケートでの結果では96%もの人が「良かった」と評価し、そのうちの70%が「とても良かった」と回答しました。
高評価の理由は独特のテクスチャ
このパックの特徴的なテクスチャは、しっとりとした「トロっと感」と「ねっとり感」です。厚みのあるシートは、美容液と肌の密着度を高め、使用後に「サッパリした感覚」が残るとの声が多く寄せられています。忙しい日常生活を送る方々にも最適な商品と言えるでしょう。
また、普段からフェイスパックを使用する人々からは高評価が得られ、100%の評価率を誇ります。日常のビタミンとして、さがらめパックは美肌づくりを手助けしてくれるでしょう。
Makuakeで話題沸騰中
すでに口コミが広がり、Makuakeでの活発な動向が見受けられます。菅島喜樂の竹久さんは、口コミの力を信じています。「かつての経験を活かし、さがらめパックの広がりに期待しています」と述べ、今後の展望に意気込みを見せています。
商品詳細と今後の展開
「肌嬉Hakki さがらめパック」は2024年9月からの販売を予定しています。定価は333円(税込)で、全成分も自然由来のものが揃っています。これにより、健康的な肌を維持したい方々にお勧めできる商品です。また、デザインや内容は今後変更される可能性がありますが、期待は膨らむばかりです。
この新たな挑戦を通じて、菅島とその特産品「サガラメ」が全国的に注目される日を心待ちにしています。