株式会社おいかぜとマガザンが業務提携で京都クリエイティブの未来を拓く

京都のクリエイティブシーンに新たな風

株式会社おいかぜと株式会社マガザンが2024年4月から業務提携を開始します。おいかぜは、京都を拠点にWebデザインやITインフラ構築などを行っており、マガザンは多様なコミュニティの力を活用して文化的プロジェクトを展開しています。

両社の提携は、それぞれが持つ強みを融合させ、京都のクリエイティブな環境をさらに豊かにすることを目的としています。地元文化やニーズを反映した新しいプロジェクトの開発が期待される中、両社は地域の経済と文化に寄与することを目指しています。

おいかぜの概要

株式会社おいかぜは、プロダクション、プラットフォームソリューション、働くデザインという3つの事業を展開しています。「だれかのおいかぜになる」という理念のもと、従業員34名が京都で活動しています。具体的には、Webサイトやグラフィックデザインの制作、ITインフラの運用管理を行い、クライアントの課題を解決することに力を入れています。おいかぜは2003年に創業し、2023年には20周年を迎えた実績ある企業です。

マガザンの使命

一方、マガザンは2017年に創業した企画会社で、「多様なコミュニティの力で文化的プロジェクトを創出する」とのミッションを掲げています。若いクリエイティブな人材とのコラボレーションを通じ、地域文化を育むプロジェクトを手掛けています。宿泊施設「マガザンキョウト」や、ミックスジュース店「CORNER MIX」など、クリエイティブな施設も運営中です。また、SHUTLなどのアートスペースとも連携しており、コミュニティデザインやブランディングにおいても実績を持っています。

業務提携の意義

この業務提携は、おいかぜとマガザンが持つ異なる強みを生かし、相互にシナジーを生み出すことを目的としています。両社のネットワークを駆使し、地域の文化資源を最大限に活用しつつ、課題解決のためのクリエイティブな手法を提供することで、さらなる地域貢献が期待されます。特に、京都におけるインバウンド需要や地域文化の重要性が増す中、課題解決のスピード感が求められています。

また、業務提携を通じて新たな事業開発やプロジェクトの創出が可能になることが大きなポイントです。両社のエンジニアリング能力やクリエイティブなアイデアを融合させ、京都発のユニークなプロジェクトが生まれることでしょう。これによって、地域に根ざした新しい価値の創造が進むと考えられています。

提携を生かしたプロジェクト例

具体的なプロジェクトの一例として、「CORNER MIX」とおいかぜのコラボによる環境に配慮したミックスジュースマシン「MIX BIKE」があります。このプロジェクトでは、子供から大人までが楽しめる体験を通じて、地域の公園整備事業に寄付を行っています。

未来への展望

両社の業務提携がスタートされたことで、地域のクリエイティブな人材がより多くのビジネスチャンスに恵まれる期待が高まっています。また、今後も新しいアイデアや事業が生まれてくることで、京都の文化と経済が一層発展していくことでしょう。両社による時代のニーズに応えたプロジェクトは、今後の京都のクリエイティブシーンにおいて注目されることでしょう。