関根京子の個展「線と色が紡ぐ場所」
2025年の7月29日から8月12日まで、軽井沢コモングラウンズ内の軽井沢書店中軽井沢店にてアーティスト関根京子氏の新たな個展が開催されます。タイトルは「線と色が紡ぐ場所」。この展覧会では、彼女の代表作である「fractal line」シリーズと「fractal color」シリーズが一堂に展示され、観る者の心を捉えて離しません。
関根氏が描く作品は、自然のリズムや瞬間の美しさを捉えたものです。彼女は、植物の形や構造にインスパイアを受け、フリーハンドで描かれる線と色彩の積み重ねによって、その微細な世界を表現しています。静けさと熱、抑制と衝動とが絶妙に響き合う作品群は、まるでデジタルでは味わえないような深さを持っており、観る人々にさまざまな感情を呼び起こします。
展覧会中は、時間によって変わる光によって色彩が変化するため、訪れる度に異なる表情を感じられるのも魅力の一つです。朝昼夜の様々な時間帯において、作品がどのように変わるのかを楽しんでみるのも良いでしょう。
関根氏は、「描くことは、わたしに還ること。そして、それがあなたがあなたに還るきっかけになれたら」と、この個展に込めた思いを語ります。自らの内面と向き合うことで生まれる彼女の作品は、見る人にも静かなひとときを届けてくれます。彼女の作品を通して、自分自身を見つめ直す場にもなることでしょう。
展覧会の詳細
- - 期間: 2025年7月29日(火)〜8月12日(火)
- - 時間: 9:00〜18:00
- - 場所: 軽井沢書店中軽井沢店(軽井沢コモングラウンズ内)
- - アーティスト: 関根京子
店頭先行販売
店頭通常/オンライン販売
- - 開催期間: 8月4日(月)〜8月12日(火)
- - オンライン販売は8月4日(月)13時より開始されます。
作家プロフィール
関根京子氏は福島県に生まれ育ち、自然に囲まれた環境の中で成長しました。幼少期から植物の持つリズムや形状に心を惹かれてきた彼女は、その感覚を作品に昇華させています。導線の描写においては下書きはせず、毎回の一筆が心と自然との呼応で生まれています。
彼女の近年の主な展示としては、2023年にフランス・パリでの「Salon art shopping」や、2024年には韓国・ソウルでのグループ展など、多彩な国際的アートシーンにも積極的に参加しています。2025年には大阪での個展も控えており、今後の活動も期待されるアーティストです。
展示会の楽しみ方
この特別な展覧会は、軽井沢の自然に囲まれた場所で開催されるため、アートだけでなく、周囲の景色や空気感も併せて楽しむことができます。ぜひ、この機会に関根京子の繊細なアート作品を、実際に目で確かめに訪れてください。