8年の時間をかけた防草シートの強度分析結果発表

防草シートの強度調査結果

株式会社白崎コーポレーション（福井県鯖江市）は、2016年から2024年にかけて実施した防草シートの強度調査の結果を発表しました。この調査は、時間の経過に伴う引張強度を測定するもので、特に自社製品が他社の同類製品と比べてどれほどの耐候性を持つかを検証する目的で行われました。

調査の概要

実施期間は2016年8月5日から2024年10月1日までの約8年間。調査では、7つの異なる防草シートが対象となり、白崎コーポレーションの製品を含む、引張強度試験が行われました。試験は毎年同じ条件で実施し、設置面積は3平方メートルで統一。特に各商品に対して加えた力がどの程度で破損するかを測定しました。

実験内容

対象商品の中で、自社製品である「大面積専用草なしシート」は、耐用年数8~10年とされ、他社のPP織布シートとPE織布シートも含まれています。調査対象となった6社の防草シートは、一般的にそれぞれの耐用年数が異なるものの、やはり自社製品が飛び抜けて高い耐候性を示していることが確認されました。

調査結果

調査の結果、白崎コーポレーションが誇る「大面積専用草なしシート」は、引張強度の測定において8年間の屋外曝露後も、200N/5cm以上を維持。これは同社の耐用年数基準を上回る数字であり、最高の引張強度を発揮していました。一方で、他社製のPP織布シートやPE織布シートは、6年以降の強度測定ができない程の破損が多く、顕著な品質の差が見受けられました。