LIXIL、最新技術を集結した展示会「JAPAN BUILD TOKYO」に出展
建築業界の革新を体現する「JAPAN BUILD TOKYO」が2024年12月11日から13日まで、東京ビッグサイトにて開催されます。この展示会に、株式会社LIXILが参加することが決定しました。
LIXILのブースでは、最新のスマートホーム技術とトイレのDX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションが披露される予定です。スマートハウスEXPOでは、「Life Assist2」というIoTホームリンクシステムを中心に、同社製品や家電との連携機能が紹介されます。この展示の特徴は、「もっとかんたん、もっとスマートホーム」をテーマにしていること。具体的には、LIXIL製品を使用した新たな住宅体験が提案されます。
特に注目すべきは、今回展示される「おそうじ浴槽」の実演です。これは、LIXILが今回の展示会で初めて行う、一般消費者への具体的なデモンストレーションです。さらに、スマートセキュリティを強化するための新機能も搭載されます。例えば、屋内外のカメラに追尾機能が追加され、安心・安全な生活空間を実現します。また、エネルギー使用の効率化を目指し、スマート分電盤やエコキュートの新機能も発表される見込みです。トータルで23アイテムの展示が予定されており、来場者は実際の製品を通じて新しい生活様式を体験できます。
LIXILは、スマート型住宅を実現するため、Works with Alexa(WWA)認定やCCDSセキュリティレベル認証、さらにスマートホームの新規格であるMatterにも対応を進めています。このような取り組みにより、より便利で安心なシステムを追求し、来場者にとって魅力的な選択肢を提供します。
一方、スマートビルディングEXPOにおいては、「もっとかんたん管理、どこでも設置」をテーマにした展示が行われます。昨今、ビルメンテナンスの現場ではトイレの清掃が大きな課題となっており、特に工場や物流施設でのトイレ不足が深刻化しています。LIXILはこの問題に対し、AIを活用した「LIXIL Toilet Cloud」を提案し、トイレの清掃と管理の最適化に向けた新たな解決策を示します。
「LIXIL Toilet Cloud」では、IoT搭載トイレとドアセンサーの実機展示が行われ、具体的な導入事例を通して、その効果を確認できる機会が提供されます。また、「withCUBE」は、屋内での快適な水洗式トイレユニットであり、短時間での導入が可能。これにより、ビジネス現場でも快適なトイレ環境を整えることが可能となります。
LIXILは今後もデジタル技術を駆使したイノベーションを通じて、事業の拡大と社会課題の解決に貢献することを目指しています。新たな時代の住宅や商業空間におけるスマート化を加速させるLIXILの取り組みは、今後の建築業界においても注目を集めるでしょう。詳細情報は、展示会の公式ページやLIXILのウェブサイトで確認できます。
【参考データ】
この展示会は、建築・建設・不動産業界の課題を解決する最新技術や製品が集結する日本最大級の専門展です。建材、住宅設備から不動産テックやAI、IoT関連技術まで幅広い分野での出展が見込まれています。
LIXILは、世界中の住まいの品質を向上させるために先進技術を持った製品を開発し提供しています。多様なブランドを通じて、全国・世界で高品質な住居環境を実現し、多くの人々の生活を支えています。