グッドパッチがリリースしたProttの機能と導入企業の広がり

モバイル対応プロトタイピングツール『Prott』正式リリース

グッドパッチが新たにモバイル向けプロトタイピングツール『Prott』を正式にリリースしました。このツールは、アプリやサイトのデザイン・開発において、特にプロトタイピングの重要性が増している現代において、デザイナー、エンジニア、ディレクターたちの強力な味方となります。

Prottとは？

Prottは、手書きのイラストを読み込み、簡単にプロトタイプを作成できるツールです。その特徴として、画面遷移や操作方法を設定することが可能であり、例としてはスマートフォンやタブレットの操作感を実際にモデリングできます。

さらに、SlackやHipchatなどの外部サービスとのAPI連携により、チームメンバー間の円滑なコミュニケーションが実現されています。これにより、効率的なプロジェクト管理が可能となります。

幅広いデバイス対応

Prottは最新のiPhone 6やiPhone 6 Plusに対応し、さらにiPhone 5、iPad、Android端末でも利用できます。これにより、様々なデバイス向けのプロトタイプを作成し、その動作を確認することが可能です。また、正式リリース時にはデスクトップ版（Mac OS、Windowsに対応）も同時に公開。デザインの確認プロセスが飛躍的に向上しました。

導入企業の実績

すでにProttはβ版から数多くの企業に導入されています。IDEのデザインコンサルティングファーム、世界的に名の知れたヤフーやDeNAなどの企業がこのサービスを取り入れ、7000人以上のユーザーを抱えるまでの成長を遂げています。これは多くの企業がプロトタイピングの重要性を理解し、実践している証です。

プランと今後の展開

Prottは、1プロジェクトまでは無料で利用できるほか、スタータープラン（1,400円）、プロプラン（2,500円）、チームプラン（9,900円）の各プランが用意されています。今後も、ワイヤーフレーム作成機能など、さらなる機能拡張が期待されており、急速に変化するデザイン環境に適応するサービスとして進化を続けます。

また、グッドパッチは世界に羽ばたくプロトタイピングツールとしての展開を目指し、ユーザーのニーズに応じた機能追加や外部サービスとの連携を計画しています。

会社概要

グッドパッチは、UI設計やデザイン、Webサービス開発を手掛ける企業で、代表取締役社長の土屋尚史が率いています。東京都渋谷区に本社を置き、2011年に設立。企業のデジタル化を推進し、社内外のコミュニケーションをより効率的にサポートすることを目指しています。

もっと詳しい情報は、Prottの公式TwitterやFacebook、App Storeを参照してください。