持続可能な暮らしのための特別講演会
2025年6月15日(日)、東京都品川区にある環境学習交流施設「エコルとごし」で、特別講演会が開催されます。このイベントは、環境省によって設けられた「環境月間」としての一環であり、講師には著名なパーマカルチャーデザイナーの四井真治さんをお招きします。
講演のテーマと内容
講演会のテーマは「生命の仕組みから考える持続可能な暮らし」。四井さんは、持続可能な社会を実現するための考え方や実践方法について、多くの経験と知識に基づいた提案を行います。
四井氏は2007年から山梨県北杜市に移住し、自身の家族と共に、環境に優しい持続的な生活を模索してきました。この中で彼は、廃棄物を堆肥化したり、生活排水を庭のビオトープに活用するなど、自然の生態系と調和した生活実験を行っています。講演では、これらの経験を通じて得た「生命とは何か?」についての洞察も共有されるでしょう。
環境教育の重要性
「エコルとごし」は、2022年に開館3周年を迎えた地域の環境学習の拠点で、子どもから大人までが楽しみながら環境について学べる場を提供しています。この特別講演会を通じて、参加者が自身の生活や社会に対する意識を高め、環境に優しい行動を見つける機会となることが期待されます。参加者は四井さんの家族の生活実験に触れることで、持続可能な暮らしに対する新たな視点を得ることができます。
講師のプロフィール
四井真治さんは、信州大学で緑化工学を修了後、コミュニティデザイン学科で非常勤講師として活動しています。また、環境省が推進する「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトのアンバサダーも務めています。過去には、愛知万博でのパーマカルチャーデザインも手掛けており、その実績は幅広く評価されています。
参加方法と開催概要
特別講演会は、どなたでも参加可能で、小学生以下のお子様を伴う家族連れの参加も歓迎されています。先着80名までの参加を受け付けており、参加は無料です。事前の申し込みが必要で、公式ウェブサイトから応募が可能です。そのため、早めの申し込みをお勧めします。
イベントは2025年6月15日(日)14時から16時まで行われ、「エコルとごし」の3階多目的スペースが会場となります。参加者にとって、持続可能な暮らしに向けた視野を広げる貴重な機会となることでしょう。
エコルとごしの施設概要
「エコルとごし」は自然豊かな戸越公園内に位置し、地球環境に関する展示やイベントを通じて、地域住民に環境を学ぶ場を提供しています。また、最新の環境技術を取り入れた建物で、消費エネルギーの削減などを実現し、多くのデザイン賞を受賞しています。
ぜひ、この機会に持続可能な暮らしについて考え、知識を深めましょう。参加をお待ちしています。