スポーツDXで地域活性化!石垣市『マチスポ』実証開始!
石垣市は、西日本電信電話株式会社沖縄支店(以下、NTT西日本)と株式会社NTTSportict(以下、NTTSportict)と連携し、スポーツDXによる地域コミュニティ活性化を目指した取り組み『マチスポ』の実証を開始しました。
2024年5月23日に包括連携協定を締結し、石垣市中央運動公園総合体育館、ロートスタジアム石垣、サッカーパークあかんまなど、主要なスポーツ施設にAIカメラ等の設置が完了しました。
これらの施設で行われる試合や練習風景を、応援コミュニティプラットフォーム「マチスポ石垣市ポータル」を通じてライブ配信することで、地域住民のスポーツへの関心を高め、コミュニティ活性化を図ることを目指しています。
AIカメラで試合をライブ配信!応援コミュニティプラットフォーム「マチスポ石垣市ポータル」
「マチスポ石垣市ポータル」では、AIカメラで撮影された試合や練習風景の映像をリアルタイムで視聴できます。コメント機能を使って、チームや選手を応援することも可能です。
また、撮影された映像はポータル内に記録され、選手は試合や練習の映像を振り返り、競技スキルの向上に役立てることができます。
さらに、石垣市が運営するスポーツ活動等のお知らせも発信していくことで、スポーツを通じて、石垣市、地元チーム、地域住民をつなぐ地域交流の場として運営されていきます。
今後の展開
2024年7月20日(土)にロートスタジアム石垣で開催される第149回夏季学童軟式野球大会から順次、配信が開始されます。
今後、スポーツ施設の利便性向上による生涯スポーツ振興や、スポーツ大会や試合の発信力強化による経済効果創出を図りながら、スポーツDXソリューションを通じて、誰もが気軽にスポーツに参加できる新たな地域コミュニティの形成・活性化を目指していくとのことです。
スポーツDXソリューション
今回導入された無人撮影カメラは、AIによる自動撮影や編集機能を備えており、バスケットボール、バレーボール、ハンドボール、サッカー、ラグビーなど16競技の撮影に対応しています。
野球場には、ホーム側とセンター側の映像を自動で切り替えできる野球専用AIカメラを設置し、固定カメラと組み合わせることで撮影の幅を広げています。
マチスポプラットフォーム
マチスポプラットフォームは、地域スポーツを活用したコンテンツを継続的に制作・運用できる仕組みとして、自動映像化とコミュニティ機能を組み合わせたプラットフォームです。
AIカメラによる自動撮影で映像コンテンツを作成し、オンラインコミュニティプラットフォームでリモート観戦環境を提供することで、地域固有コンテンツを発信していきます。
試合を観戦しながら応援メッセージを書き込むことができるため、地域コミュニティの輪を広げることが期待されています。
石垣市のスポーツ活性化への期待
石垣市は、スポーツを地域活性化の重要な要素と位置づけており、『マチスポ』の実証を通じて、地域住民の健康増進、地域交流の活性化、経済効果の創出など、多岐にわたる効果を期待しています。
『マチスポ』が、石垣市のスポーツ文化をさらに発展させ、地域住民の生活を豊かにする取り組みとなることを期待しています。