芝浦工業大学院生が開発した量子コンピュータゲームが万博に登場！

芝浦工業大学が開発した量子コンピュータゲーム、万博に出展

2025年に開催される大阪・関西万博。その中心的なイベントの一つ、「Quantum Museum」に、芝浦工業大学の大学院生が手がけた革新的なゲームアプリが展示されることが決まりました。このアプリは、量子情報工学に基づく内容を軽やかな形式で学ぶことができる、ユニークな体験を提供します。

量子コンピュータをテーマにしたゲームアプリ

開発に携わったのは、芝浦工業大学工学部・渡部昌平准教授の指導を受けた大学院生、水野航太さんです。量子コンピュータの複雑な概念を一般の人々が簡単に理解できるように設計されたこのゲームアプリは、体験者が楽しみながら学べる内容となっています。特に「量子ゲート操作」などの基本的な量子コンピュータの仕組みを体験を通じて学習できます。

万博イベント「Quantum Museum」の意義

「Quantum Museum」は、光量子飛躍フラッグシッププログラム(Q-LEAP)の一環として、量子技術に関する理解を広めることを目的とした特別なイベントです。このイベントは、量子技術の重要性を多くの人に伝えるため、科学者や研究者、産業界の専門家が集まり、一般の来場者が参加できるインタラクティブな体験を提供します。

水野さんのゲームアプリは、このイベントの核となる部分で、子どもから大人まで誰もが楽しめる内容に仕上がっています。来場者は牡丹色く体験を通じて量子についての理解を深めるだけでなく、実際に水野さんと触れ合いながら質問できる貴重な機会が待っています。

イベント概要と特典

行われるイベントの概要は以下の通りです。|

- イベント名: Quantum Museum
- 日付: 2025年8月20日(水) 11:00～14:00
- 会場: 大阪・関西万博 EXPOメッセ「WASSE」
- 展示内容: 量子・海・宇宙×芸術をテーマにしたエンターテイメント

この特別な体験を通じて、量子技術への関心が高まり、次世代を担う人材が育成されることが期待されています。遊びながら学べるゲームアプリを通じて、多くの人に量子コンピュータの楽しさを知ってもらう素晴らしい機会です。

開発者の思い

水野さんは、研究の一環としてこのゲームを開発する中で、量子という分野が持つ難解さを払拭することに挑戦してきました。
「量子コンピュータは難しいと感じられることが多いですが、楽しさと面白さを体験してもらえたらと思っています」とコメントしています。また渡部准教授も、「量子技術をより身近に感じてもらうための取り組みができて嬉しいです」と話しており、これからも学生たちの成長を支援していく意向を示しました。

このように、芝浦工業大学の取り組みは、量子技術を広く伝えるための新しい試みとして、これから多くの人々に影響を与えることが期待されています。