クリエイティブの祭典「AnyTokyo」出展者発表
東京・九段下で開催されるクリエイティブの祭典「AnyTokyo」。2019年11月16日から24日までの期間、kudan houseにて行われます。今回、出展者第一弾が発表され、魅力的なアーティストやデザイナーたちが集結します。
参加アーティストとその内容
Communication部門に登場するのは、echo projectとmmm
「echo project」は、檜山晃をプロジェクトアテンドとして迎え、衣服から新たな身体器官の発表へと挑みます。「echo wear」と「echo band」といった作品は、空間との関係性を探る試み。これに対し、
mmmは、知覚に対する実験的考察を行い、カードゲームやマガジン等、多様なメディウムを通して知覚表現の新しい可能性を模索します。
Product部門:大城健作の存在
沖縄出身のデザイナー、大城健作さんは、ミラノでの経験を活かし、家具を中心としたデザインを展開しています。彼の作品は、視覚的に楽しませるだけでなく、使用感や機能にもしっかりと配慮されています。
Fashion部門は、川崎和也と「Synflux」
持続可能な未来をテーマにする川崎和也さんは、AIを利用した新たなファッションシステムを提案。彼のプロジェクトは、オートクチュール文化の民主化やプレタポルテ文化の進化を目指しています。「Synflux」は、彼の活動を通じて、デザインの未来に関して広く議論を呼びかけています。
Installation部門では、高島マキコが活躍
音と光を媒介にした作品を制作する高島マキコさんは、自然界における生と死のテーマを追求。彼女の展示は、見る人に深い感銘を与えることでしょう。
Lighting部門:TAKT PROJECTの挑戦
TAKT PROJECTは、実験的なデザインを主体とし、国内外のデザインイベントでも高く評価されています。機能が機能を生むプロセスをデザインするその姿勢は、多くのクリエイターに刺激を与えています。
Furniture部門:松山祥樹が目指すデザイン
公共機器や家電に関わる松山さんの作品は、単なる機能を越えた「小さな幸せ」を感じられるアイテム。彼のデザインは生活を豊かにし、感覚の再発見を促します。
Media art部門には、脇田玲が名を連ねる
慶應義塾大学の教授でもある脇田玲さんは、見えない情報を視覚化する技術を駆使し、独自のアプローチで環境問題に向き合います。彼女の作品は、自然を知覚する新たな方法を提供します。
イベント概要
「AnyTokyo」は、アーティストやデザイナーがその枠を超えた新たな価値を提供するクリエイティブの祭典です。イベントは、プレスプレビュー後に一般公開され、入場料は一般1,000円、学生500円です。会場では、靴を脱いでスリッパを履く形式となっており、快適に作品を楽しむことができます。人数制限も設けられているため、混雑を避けての来場が推奨されます。
このイベントは、参加者にとって知識や経験を広げる貴重な機会となるでしょう。さまざまな分野のクリエイターたちが集結する場を見逃さないでください!
詳しい情報は、公式ホームページ(
AnyTokyo公式サイト)をご覧ください。