ウルシステムズ株式会社(本社:東京都中央区、横山芳成代表取締役社長)は、サントリービバレッジソリューション株式会社(SBS)による自販機キャッシュレスアプリ「ジハンピ」の開発を総力を挙げて支援しました。この新しいアプリは、自販機での飲料購入をこれまで以上にシンプルで便利にすることを目的としています。
SBSは、サントリーグループの一員として飲料水の自販機販売やウォーターサーバーの提供に注力しており、今回は「ジハンピ」という新サービスを発表しました。このアプリを使うことで、同社のジハンピ対応自販機でキャッシュレス決済が可能になります。これにより、クレジットカードやQRコード決済が容易に利用でき、煩わしい操作を省いたスムーズな体験が提供されるようになりました。2024年12月に北海道での提供が開始されて以来、利用者数は着実に増加しているといいます。
このプロジェクトでは、ウルシステムズがデジタル技術を駆使して、SBSのニーズに応じたシステムを構築しました。具体的には、PoC(概念実証)やフィジビリティスタディを通じてサービスの質を高め、多岐にわたる業務プロセスの設計を行いました。また、自販機に必要な決済端末の機能や通信方法、システム開発会社の選定、プロジェクト全体の品質管理も担っており、密な連携の中で進行しています。
SBSの本プロジェクトリーダーである井上尊之氏(マーケティング本部・副部長)は、「自販機は小売店として捉え、キャッシュレス決済への対応は必須です。圧倒的にシンプルな決済体験を多くのお客様に届けたい」という信念のもと、ウルシステムズの支援を得ることを決めたと述べています。彼は、「ウルシステムズは単なるソリューションを提供するのではなく、我々に寄り添ってくれると感じた」と、同社との関係性を強調しました。
ウルシステムズは、SBSのプロジェクトチームと密接に協力しながら、自販機でのキャッシュレス決済の新たなスタンダードを確立していくことを目指しています。2025年には、サントリーの約15万台の自販機が「ジハンピ」に対応する予定で、今後の展開がますます楽しみです。
最後に、ウルシステムズはサントリーグループのビジネス変革を引き続き支援する意向を示しており、「ジハンピ」の成功が、今後の自販機業界に大きな影響を与えることが期待されています。
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