マルカン酢 米国でシェア拡大
2024-07-02 12:24:00

創業50周年!米国マルカン酢がアメリカ米酢市場でシェア拡大!売上は過去最高を記録

創業50周年!米国マルカン酢がアメリカ米酢市場でシェア拡大!



日本の食酢メーカーであるマルカン酢株式会社は、創業370年以上という長い歴史を持つ老舗企業です。そのマルカン酢が、1974年にいち早く米国に進出し、1975年には現地法人を設立しました。2024年には創業50周年を迎える米国マルカン酢は、2023年度に過去最高売上と最高利益を達成したことを発表しました。

米国マルカン酢の主力商品は「オーガニックライスビネガー」です。世界で最も厳しいと言われる「USDA Organic(米国農務省のオーガニック認定)」を取得した最高グレードの有機米のみを原料とし、自社で醸造しています。また、安心安全な食品の評価として名高いコーシャ認定や有機JAS規格も取得しています。

米国市場での成功要因



米国マルカン酢の売上は、2019年からの4年間で180%と大幅に伸びています。2022年度からは日本円ベースの米国売上(為替含む)が日本を上回り、2023年度については日本売上の約1.7倍と大幅に上回りました。現在、米国マルカン酢の製品は全米50州で販売されており、ライスビネガーの全米グロッサリー分野におけるシェアの約4割を占めています。カルフォルニア州、ニューヨーク州、ワシントン州、マサチューセッツ州、オレゴン州などではトップシェアを獲得しています。

米国マルカン酢の成功要因の一つは、健康志向やSDGsを意識する人々の増加による安心安全な食品への関心の高まりです。米国ではグルテンフリー市場が拡大しており、その規模は2035年までに236億米ドルに達すると予測されています。米国マルカン酢は、グルテンフリーなど食へこだわりを持つ層をターゲットに、健康雑誌への広告掲載やInstagram、TikTokなどのSNS戦略を展開し、シェア拡大に貢献しました。

マルカン酢の未来



マルカン酢は、創業以来、伝統の技と確かな品質を守りながら、時代のニーズに合わせた新しい価値を追求してきました。米国市場での成功は、マルカン酢の品質とブランド力の高さを証明しています。今後もマルカン酢は、伝統を受け継ぎながら、世界中の人々に健康と美味しさを提供し続けるでしょう。



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