大阪・うめきた公園で開催された雲海リトリート
2025年8月27日(水)、大阪のグラングリーン大阪内にある「JAM BASE」で、特別イベント「VIE and MUIC presents 夏の涼:雲海リトリート」が無事に終了しました。約50万人の来場者が訪れ、猛暑が続く中、涼やかな癒しの体験を楽しみました。
イベントの概要
このイベントは、イノベーション拠点「JAM BASE」とそのパートナーであるVIE株式会社、MUIC Kansaiの共催により実施されました。うめきた公園の管理者である一般社団法人うめきたMMOの協力を得て行われたこのイベントは、9月16日に予定されている「JAMMING FES 2025」という1周年イベントのプレイベントとして開催されました。
会場では、VIEが開発した「ニューロミュージック」を活用し、昼間は音楽と噴霧で涼を感じる雲海演出、夜は幻想的なライトアップが施されました。特に、グラングリーン大阪では初の試みであるミストによる巨大雲海が登場。参加者はその心地良さに癒されたことでしょう。
来場者数と評価
雲海リトリートの開催期間は8月5日から27日までで、来場者数は50万人を超えました。この数字は酷暑の中での都市公園利用としては極めて異例です。「雲海リトリート」エリアは滞在時間が長く、都市型リトリート空間として注目を集めました。
来場者アンケートによると、77%が涼しさを実感し、63%が非日常的な体験を評価。また、視覚的な美しさについても80%の高評価を得ており、都市空間に突如現れた雲海は多くの来場者に強い印象を与えました。音楽やサウンドに関しても、82%が心地良さを感じ、92%がリラックスできたと答え、空間演出と音響が体験の質を大きく向上させたことが見受けられます。
参加者の属性と再訪意向
参加者の98%が再訪したいと回答し、その内訳は52.9%が「ぜひ訪れたい」、45.1%が「機会があれば訪れたい」とのこと。友人や知人への推薦度は10段階評価で平均8.84点という高得点が記録され、47.1%の訪問者が最高点を付けました。
参加者の年齢層は幅広く、30代が37.3%、20代が33.3%、40代が19.6%を占めています。居住地は関西圏が41.2%、大阪府内が29.4%、大阪市が21.6%となっており、周辺から多くの訪問者が集まりました。来場形態は、友人・知人と訪れた人が49%、家族で来た人が39.2%と複数人での来場が多かったことも特徴です。
来場者の感想
自由回答では、視覚的・体感的な「涼しさ」が評価され、特に家族連れからは安全性や楽しさへの好評が寄せられました。また、都市空間に対する価値の認識や、来年の開催を望む声も多く、継続的なイベントの開催が期待されています。
今後の展望
「JAM BASE」は、今後も多様なプレイヤーとの共創を続け、2025年9月には1周年を迎えます。これを契機に、より広範囲なネットワークの構築と、大阪・関西から世界へ向けたイノベーションの発信に努めていきます。私たちの街に新たな風を吹き込むこの活動から、目が離せません。