岡山大学の研究支援
2025-11-16 19:32:17

岡山大学図書館、リサーチ・アドミニストレーション協議会での技術革新

岡山大学図書館がリサーチ・アドミニストレーション協議会でのポスター発表に挑戦



国立大学法人岡山大学(所在地:岡山市北区、学長:那須保友)は、2025年10月21日と22日の2日間、熊本城ホールで開催された「リサーチ・アドミニストレーション協議会第11回年次大会」において、研究支援に関するポスター発表を実施しました。この大会には、全国各地の大学から約800名のリサーチ・アドミニストレーション専門家が集まり、最新の研究支援事例や情報を共有しました。

研究支援の新たな取り組み



岡山大学図書館からは、主に2つのテーマに沿ったポスターが発表されました。一つ目は「研究者とURA・図書館が築くオープンアクセス:岡山大学図書館の研究支援事例」というタイトルの発表で、2025年度から実施される競争的研究費に対する即時オープンアクセス(OA)の義務化を見据えた取り組みについて報告しました。図書館はURA(University Research Administrator)と連携して、転換契約やAPC(Article Processing Charge)の直接支援、学術成果リポジトリの活用を引っ提げ、最適な支援制度をマッチングするためのツールを開発し、効果的な研究支援を行っています。

二つ目は「岡山大学図書館における人文系研究データデジタル化支援」という発表です。ここでは、デジタル・ヒューマニティーズ分野への貢献を目指し、2025年3月に設立された「電子化スタジオでんでん」の活動について説明がなされました。このスタジオでは、人文系研究データのデジタル化支援を行い、紙媒体資料のデジタル化や、IIIF(International Image Interoperability Framework)対応のデジタルアーカイブの構築、さらにはFAIR(Findable, Accessible, Interoperable, and Reusable)原則に基づいたデータ公開を通じて、研究活動への支援を強化していく方針です。

地域に根ざした取り組み



岡山大学図書館は、こうした研究支援に力を入れることで、地域に密着した中核的な研究大学としての役割を果たしています。各種の研究支援体制の進化を図り、より一層の研究力強化に貢献していくことを約束しています。これからも岡山大学の取り組みに大いに期待が寄せられます。

大会の開催状況



リサーチ・アドミニストレーション協議会第11回年次大会は、多くの参加者が集まり賑わいました。会場では、各大学がそれぞれの取り組みを紹介し、意見交換が活発に行われました。このような場を通じて、日本の研究環境全体の充実が図られることが期待されています。

岡山大学図書館は今後も、研究活動を支えるため、さまざまな施策を進めていく方針です。地域中核・特色ある研究大学として、さらなる発展を遂げる岡山大学にぜひご注目ください。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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