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西日本最大級EC専門展示会「イーコマースEXPO 2015大阪」レポート

2015年5月27日と28日の2日間、大阪市中央区のマイドームおおさかで、西日本最大級のEC専門展示会「イーコマースEXPO 2015大阪」が開催されました。

本展示会は、従来の「ネット＆モバイル通販ソリューションフェア in 大阪」と、UBM社が海外で開催してきた「eCommerce EXPO」が統合されたもので、EC業界のキーカンパニー約40社、80以上の最新ECソリューションが集結しました。来場者数は過去最高の3000名を超える盛況ぶりでした。

オムニチャネル戦略がテーマ

今年のテーマは「オムニチャネル時代を生き抜くノウハウが集結」。基調講演には、セブン＆アイ・ホールディングスとアマゾンジャパンのキーパーソンが登壇し、それぞれのオムニチャネル戦略について講演を行いました。

セブン＆アイ・ホールディングスの原田良治氏は、国内18,500店舗、世界5万5千店舗以上という圧倒的な店舗網と独自の物流基盤を活かした戦略を解説。一方、アマゾンジャパンの星健一氏は、Amazonマーケットプレイスの事業成長戦略と、グローバルネットワークを活用した海外Eコマース展開支援について語りました。

さらに、リクルートライフスタイルによる集客・ポイント活用事例や、パルコ・シティによる店頭キュレーションEC「カエルパルコ」の紹介など、オムニチャネル戦略に関する多彩な講演が行われました。

最新ECソリューションを網羅

展示会では、ECサイト構築、WEBマーケティング、ソーシャルメディア活用、スマートフォンEC、物流、決済、O2Oソリューションなど、EC事業の売上アップに繋がる幅広いソリューションが展示されました。

特に注目を集めたのは、「通販サポートゾーン」。ECサイト構築だけでなく、受発注業務、コールセンターサービス、フルフィルメントサービス、DM発送など、通販事業をトータルでサポートするシステムやサービスが紹介され、多くの来場者の関心を集めていました。

合同開催による相乗効果

本展示会は、「コールセンター/CRMデモ＆コンファレンス2015 in大阪」と合同開催。WEBシステムだけでなく、CTI、CRM、マーケティング関連ソリューションも紹介され、来場者はより効率的に情報収集することができました。LINE上級執行役員法人ビジネス担当の田端信太郎氏による講演も、大きな注目を集めました。

まとめ

「イーコマースEXPO 2015大阪」は、最新のECソリューションやオムニチャネル戦略に関する情報を網羅した、業界関係者にとって貴重な機会となりました。来場者からは、新しい製品・サービスの選定や、成功事例を知る場として非常に有益だったという声が多数寄せられました。今後も、EC業界の発展に貢献する展示会として、更なる発展が期待されます。

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