全国の里親が集うオンライン会議
福岡市を拠点とする認定NPO法人SOS子どもの村JAPANは、2025年2月4日(火)、オンライン形式で「第4回里親ショートステイ全国ネットワーク会議」を開催することを発表しました。この会議は、全国で里親ショートステイを実施または検討中の自治体や関連機関を対象としています。参加は無料で、事前申し込みが必要となります。
開催の背景
里親ショートステイは、子どもたちが一時的に里親の家庭で生活する制度で、2016年から福岡市西区をモデル地区として取り組まれています。そして2022年度からは、市全域に取り組みが拡大されました。この制度は、子どもが安心して成長できる環境を提供するために重要であり、今年も多くの関係者が集まり、意見交換を通じてさらなる発展を目指します。
会議のテーマ
今回の会議のテーマは『里親が子どもショートステイを担う意義〜子育てを支える里親養育の可能性〜』です。ショートステイのニーズが高まる中で、里親制度が果たす役割を再評価し、どのように家族支援に活かせるかを考えます。
プログラム内容
会議は、以下の流れで進行されます。
1.
実践報告 - 福岡市児童家庭支援センター「SOS子どもの村」の実績報告
2.
ゲストスピーカー - ショートステイ里親の体験談
3.
ゲストコメンテーター - こども家庭庁からのコメント
4.
意見交換 - 参加者との活発な意見交換
特に、ショートステイが家族支援の一環として活用される可能性について、多くの視点から議論を深めることが期待されています。
参加方法
参加希望者は、公式サイトの申込フォームから事前に申し込みを行う必要があります。申し込みは1月23日(木)まで受け付けており、定員は120名です。
興味のある方は早めに申し込むことをおすすめします。参加者は、福岡市やその周辺地域の児童家庭支援センター、フォスタリング機関、乳児院、児童養護施設等から多岐にわたります。
SOS子どもの村JAPANとは
福岡市に本拠を置くSOS子どもの村は、愛情に満ちた家庭環境を提供することで、家庭から離れざるを得ない子どもたちを支援しています。設立から数年、里親制度を活用し、地域の子どもたちに寄り添う取り組みを続けてきました。
これらの活動は、単なる支援にとどまらず、社会全体で子育てを楽しく支え合うことの重要性を強調しています。
今後も多くの人々がこの取り組みに参加し、里親制度の重要性とその可能性について議論し続けることが期待されます。
お問い合わせ
詳細についてのお問い合わせは、福岡市児童家庭支援センター「SOS子どもの村」までお願いします。電話番号は092-737-8655、または公式ウェブサイトをご覧ください。