秋の名曲コンサートが仙台に登場
2024年10月31日、宮城県仙台市宮城野区にある文化センター・パトナホールにて、「榛葉樹人&今井俊輔 コンサート in仙台Vol.2」が開催されます。このコンサートは、オペラ歌手の榛葉樹人と今井俊輔が演奏する特別な一次コンサートであり、昨年の公演に続く第二弾となります。
出演者と演奏内容
今回の公演では、実力派オペラ歌手2人が共演します。テノールの榛葉樹人氏とバリトンの今井俊輔氏。共にアンサンブルグループ「FORESTA」のメンバーとしても知られ、東京二期会の公演でも活躍する存在です。仙台出身のピアニスト笈沼甲子氏と共に、オペラやカンツォーネ、日本の歌曲など、秋をテーマにした名曲を幅広く披露してくれます。
演奏予定曲目には、杉山長谷夫作曲の「出船」や、平井康三郎の「平城山」、八州秀章の「さくら貝の歌」などの名曲が含まれ、他にもナポリ民謡「サンタ・ルチア」、ビゼーのオペラ「カルメン」より「花の歌」、ロッシーニの「セヴィリアの理髪師」の「私は町の何でも屋」など、多彩なプログラムが用意されています。
コンサートの詳細
コンサートは、2024年のハロウィンの夜に開催され、開演は午後2時、13時半から入場が可能です。開催場所は仙台市宮城野区文化センター・パトナホールです。チケットは全自由席で、一般価格が4,000円、学生価格は2,000円となっています。チケットは既に仙台・杜の響きコンサートやチケットぴあで発売中です。
若い演奏家への支援
このコンサートは、「若い演奏家のためのプロジェクト」が主催しています。このプロジェクトは、才能ある若手演奏家の演奏機会を提供し、多くの人に質の高いクラシック音楽を身近に楽しんでもらうことを目的としています。このプロジェクトでは、演劇との融合を図った公演やオペラ、演奏会などさまざまな形で活動を進めており、今後のイベントも期待されています。
出演者のプロフィール
榛葉 樹人 (テノール)
静岡県島田市出身。国立音楽大学及び東京藝術大学を卒業後、数々のオペラで主要な役を務め、自身のYouTubeチャンネル「榛葉樹人Music diary」を通じて、音楽の楽しみ方を広く発信しています。
今井 俊輔 (バリトン)
群馬県前橋市出身。東京藝術大学を首席で卒業後、イタリアで更なる研鑽を積んでいます。数々の賞を受賞し、様々なオペラの主要な役を務めている実力派の歌手です。
笈沼 甲子 (ピアノ)
仙台市出身のピアニスト。伴奏者としての活動も豊富で、最近ではオペラと演劇のコラボレーションによるプロデュースも手掛けています。
まとめ
秋の夜長に素晴らしい音楽を楽しむ機会として、ぜひこのコンサートに足を運んでみてはいかがでしょうか。演奏家たちの情熱と才能が込められた演奏は、皆さんに感動を与えること間違いなしです。