『TANAKA H2 Nexus』稼働
2026-07-09 12:01:47

国内最大級500kW燃料電池発電所『TANAKA H2 Nexus』稼働開始

田中貴金属工業、国内最大級の燃料電池を導入



田中貴金属工業株式会社が、新たに導入した500kWの純水素燃料電池発電設備『TANAKA H2 Nexus』が、2026年7月8日に神奈川県平塚市で稼働を開始しました。この設備は国内最大級の規模を誇り、田中貴金属の長年の研究開発の成果が結集されたものです。

燃料電池設備稼働の意義



この燃料電池発電所の導入は、田中貴金属が水素関連事業においてサプライヤーとしての役割を果たすだけでなく、自社でも水素エネルギーを活用していく方針を示しています。実運用を通じて知見を蓄積し、技術開発や事業拡大を推進することで、水素エネルギーの社会実装に貢献しようとしています。水素は脱炭素社会において重要な役割を果たすものであり、製造業におけるCO₂排出量削減の手段として期待が寄せられています。

設備導入の背景



田中貴金属は1980年代から燃料電池に関連する技術の研究を続けており、世界トップクラスの供給実績を持つ貴金属触媒を開発しています。今回の設備導入は、これまでの研究成果をもとに水素社会の実現を確実に後押しすることを目的としています。具体的には、発電効率の高い純水素を利用し、湘南工場で必要な電力の約34%を賄うことが可能です。

稼働開始記念式典



『TANAKA H2 Nexus』の稼働開始には記念式典が開かれ、平塚市や川崎市、神奈川県の関係者が出席しました。田中貴金属の社長、田中浩一朗氏は「この生活の糧となるべきエネルギーを自ら享受する一歩を「TANAKA H2 Nexus」の稼働を通じて示すことができて嬉しい」とのコメントを寄せました。また、副社長、多田智之氏も運用現場での課題把握の重要性を強調しました。

最新技術とその特長



『TANAKA H2 Nexus』は、株式会社東芝製の純水素燃料電池システム「H2RexTM」を搭載し、総合効率は95%を実現しています。また、港湾部の過酷な環境にも耐えられる重耐塩仕様で、ブラックアウト時にも稼働可能な自立運転機能が備わっています。これにより、非常用電源としても利用できる柔軟性を持っています。

未来への道



これから、田中貴金属は燃料電池技術の研究を通じて得た知見をさらに活用し、水素社会と脱炭素の実現に向けて邁進する意向を示しています。持続可能な社会の実現に向け、田中貴金属の挑戦は続いていくでしょう。

設備概要


  • - 名称:燃料電池発電設備『TANAKA H2 Nexus』
  • - 所在地:神奈川県平塚市
  • - 稼働開始日:2026年7月8日
  • - 導入設備:株式会社東芝製純水素燃料電池システム「H2RexTM」(500kW、100kW機×5台)

特徴


  • - 総合効率:95%、設計耐久性:約80,000時間
  • - 機器寸法:W2.8×D2.0×H1.9m

田中貴金属の最新の挑戦は、次世代のエネルギー社会を築くための大きな一歩です。


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会社情報

会社名
株式会社田中貴金属グループ
住所
東京都中央区日本橋茅場町2-6-6
電話番号

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