マネーフォワードプライベートバンクと山梨中央銀行、新たな業務提携を発表

マネーフォワードプライベートバンク株式会社との提携進展

株式会社山梨中央銀行（頭取古屋賀章）は、2025年1月9日よりマネーフォワードプライベートバンク株式会社との業務提携契約を締結しました。この提携により、ウェルス層向けのサービスがさらに充実し、一人ひとりに最適化されたパーソナライズドサービスが提供される見込みです。

業務提携の背景

近年、資産管理におけるニーズの多様化が進んでおり、特にウェルス層の顧客に対しては、個々のニーズに合ったサービスが求められています。山梨中央銀行は、中期経営計画「TRANS3 2025」に基づく「事業体積増加戦略」の一環として、ウェルスマネジメント事業の展開に注力しているという背景があります。

このようなニーズに応えるため、マネーフォワードプライベートバンクとの提携を決定しました。マネーフォワードプライベートバンクはファミリーオフィスやコンシェルジュ機能を持ち、それにより金融や非金融の領域にわたる多様な要望に対応可能です。

提供されるサービス

本提携により、山梨中央銀行は、顧客一人ひとりに寄り添う形で多様なサービスを展開することができます。例えば、投資や資産運用に関するアドバイスを個別に行うほか、ライフスタイルに応じた資産形成の提案も行う予定です。これにより、顧客はより質の高い資産管理を受けられることになります。

また、パーソナライズを重視したサービスの導入は、顧客満足度の向上にも寄与することでしょう。山梨中央銀行は、顧客の声をしっかりとヒアリングし、サービス改善に努める方針です。

マネーフォワードプライベートバンクの概要

業務提携を結ぶマネーフォワードプライベートバンクは、東京都港区に本社を構えており、その代表者には佐藤貴之氏と辻庸介氏がいます。2024年2月26日に設立された同社は、資本金が1億円で、その内訳には資本準備金も含まれています。主な事業内容はファミリーオフィス事業であり、資産管理のプロフェッショナルが多数在籍しています。