アイサンテクノロジーの新たな挑戦
愛知県名古屋市に本社を構えるアイサンテクノロジー株式会社は、最新の点群データ処理システム「ANIST」の新オプションとして、点群編集オプションを発表しました。この新機能は、ユーザーの利便性を考慮した多彩な機能を搭載しており、2025年の6月上旬からの発売を予定しています。
ANIST Version1.2.0 とは
今回のアップデートにより、「ANIST Version1.2.0」では次のような機能が新たに追加されます。これにより、ユーザーはより効率的に点群データを活用し、図面や図形の作成が可能になります。
新機能の紹介
1.
上部カット面自動トレース機能の追加
この機能により、点群データから自動でカット面を認識し、トレースすることが可能となります。
2.
閉合領域認識機能の追加
自動的に閉じた領域を認識し、データ処理をスムーズにします。
3.
背景画像重畳表示機能の追加
点群データの上に背景画像を重畳表示することで、より視覚的にデータを確認できます。
4.
拡大図コマンドの追加
必要に応じて特定の領域を拡大表示することが可能です。
5.
WingEarth連携機能の追加
他のシステムとの連携が強化され、データの活用範囲が広がります。
6.
ユーザーの要望に基づく機能追加
既存のアイサンテクノロジー製品ユーザーから寄せられた要望を反映した機能も搭載されます。
これらの新機能により、ユーザーは今まで以上の効率と自由度を持って点群データを扱うことができ、業務の生産性が向上することが期待されます。
製品情報と価格
「ANIST Version1.2.0」は、1ライセンスあたり標準価格90万円(税別)で提供されます。この価格は、業界の標準に比べても競争力があり、投資に見合った価値をユーザーに提供することでしょう。
発売日と問い合わせ先
商品の発売日は2025年6月上旬を予定しており、具体的な日程は今後の発表に注目です。製品に関する詳細な問合せは、名古屋市中区のアイサンテクノロジー株式会社の測地ソリューション本部にて受け付けています。
最後に
アイサンテクノロジーの「ANIST Version1.2.0」と新オプションの発表は、点群データの利活用における新たな一歩といえるでしょう。多機能で使いやすいこの新システムが、どのように業界の進化に寄与するのか、今後の展開に目が離せません。