アートデザインラボがキッズデザイン賞を受賞
東京都世田谷区に位置する「アートデザインラボ」が、第18回キッズデザイン賞を受賞しました。この賞は、子どもたちの創造性と未来を拓くデザインを評価するものであり、さらに「キッズデザイン協議会会長賞」にも選定されるという、名誉な結果となりました。
キッズデザイン賞とは?
キッズデザイン賞は、子どもの発育や育成に寄与する製品やサービスを顕彰するもので、多様な関係者と共に持続可能で明るい子どもの未来を目指しています。評価基準は「安全に安心して暮らせる」「感性豊かに育つ」「育てやすい社会を構築する」の三つのテーマに基づいており、社会課題への取り組みを重視しています。
今回、アートデザインラボの「好きを見つける」というテーマに基づま独創的なアプローチが認められました。審査員からは、アートを通じて子どもたちが多様な素材を選び、自分の好奇心を探求する活動が非常に意欲的であるとの評価が寄せられました。
アートデザインラボの理念
アートデザインラボは2018年に設立され、「すべての子どもたちの好奇心と表現を守る」をミッションとして活動してきました。これまでに82名の子どもたちをサポートし、好奇心が育まれる環境を提供しています。
このスクールでは、子どもたちが自分自身の表現を見つけ出す手助けをするため、「問いを育てる」メソッドによって、4歳からのスキルアップを図っています。代表の平野聡子氏は、子どもたちがそれぞれの「好き」を追求する姿を見ることが喜びであり、今後もクリエイティブな発想を促す環境作りに注力することを表明しました。
環境の充実と支援
アートデザインラボでは、デザインの専門知識を持ったファシリテーターがサポートしているため、質の高い教育が提供されています。さらに、保護者向けには必要な情報をタイムリーに伝え、安心感を持って子どもを預けてもらえるような開かれたコミュニケーションも大切にしています。
UXディレクターの武田真氏は、様々な利用者の体験を考慮する重要性について語り、社会の宝である子どもたちに向けた貢献をしていくことへの決意を示しました。
今後のイベント
アートデザインラボは、2024年に「Maker Faire Tokyo」内で子どもたちによる巨大壁新聞づくりや新企画の「コドモデパート」の開催を発表しています。また、「ちょっと先のおもしろい未来2024」でも展示ブースを設けるなど、さまざまなイベントが予定されています。
子どもたちの創造性を最大限に引き出すための活動は、今後とも継続されていくことでしょう。興味のある方は、アートデザインラボのウェブサイトやSNSをチェックしてみてはいかがでしょうか。さまざまな体験が待っています。
まとめ
アートデザインラボの受賞は、子どもたちのクリエイティブな教育の重要性を再認識させる出来事です。未来を担う子どもたちが、自身の興味を追求できる環境作りは、ますます重要になっていくでしょう。これからの活動に期待が寄せられています。