長久手市で「共生のまち」をテーマにしたフレーム切手を販売開始
日本郵便株式会社と長久手市が協力し、2025年5月2日から長久手市内の郵便局4局でオリジナルフレーム切手の販売が始まります。この切手は「幸せが実感できる 共生のまち 長久手」をテーマとしており、地域密着の社会福祉活動の一環として位置づけられています。
介助犬の姿を切手で
今回のフレーム切手には、長久手市に本拠を置く社会福祉法人日本介助犬協会が採用した介助犬PR犬や訓練犬の写真が使われています。これにより、地域社会での共生を象徴的に表現しています。介助犬は、手足に障がいのある方々を様々な面でサポートする重要な存在です。この切手を通じて、より多くの人々に介助犬の存在とその役割を知ってもらえることを目的としています。
商品の詳細
- - 商品名: オリジナル フレーム切手「幸せが実感できる 共生のまち 長久手」
- - 内容: 110円切手×5枚(1シート)
- - 販売価格: 1,600円(税込)
- - 販売開始日: 2025年5月2日(金)
- - 販売場所: 長久手市内の郵便局4局限定
- - ※オンラインや市外での販売は行いません。
さらに、この切手の販売によって得られる一部の収益は、社会福祉法人日本介助犬協会の活動資金として活用されることになっており、地域社会をサポートする一助となります。
介助犬の役割とは
介助犬は、身体に様々な障がいを抱える方々の生活を支えるために訓練されています。例えば、落とした物を拾ったり、緊急時には携帯電話を持参してくるなど、具体的な助けを必要とする方々のニーズに即したサポートを行います。2023年4月の時点で、日本全国には57頭の介助犬が活動しており、盲導犬や聴導犬と共に身体障害者補助犬として多くの人々の生活に寄与しています。
社会福祉法人 日本介助犬協会の活動
愛知県と神奈川県に拠点を持つ社会福祉法人日本介助犬協会は全国規模での介助犬の普及活動を展開しています。どの犬もそれぞれの個性を活かし、人と犬をつなぐ「Dog Intervention®(犬による介入)」という活動にも取り組んでいます。この中には、動物介在活動や動物介在療法、そして虐待や性被害を受けた子どもたちに寄り添う付添犬のトレーニング、さらには様々な障がいを持つ方の家族に犬を譲渡する「With Youプロジェクト」などが含まれます。
お問い合わせ
日本介助犬協会に関する詳細は、公式ウェブサイトやお電話でも確認できます。
このフレーム切手の販売を機に、長久手市の共生社会に対する理解と関心が高まることを期待します。切手を手にした皆さんが、介助犬の存在を通じて社会の一員としての意識を新たにし、共生の重要性を感じ取ってほしいと思います。