レオ・レオニの名作『スイミー』が甲州印伝と初コラボ！

レオ・レオニの名作『スイミー』と甲州印伝の特別コラボ

2025年、絵本作家レオ・レオニの名作『スイミー』と日本の伝統革工芸「甲州印伝」の初コラボレーションが誕生。創業から400年以上の歴史を誇る「印傳屋」、山梨県甲府市に本社を構える同社が手がけるこの新コレクションは、2025年7月26日（土）より渋谷ヒカリエで開催される「レオ・レオーニの絵本づくり展」内で特別に先行発売され、その後8月1日からは印傳屋の直営店と公式オンラインショップでも購入可能となります。

日本の伝統工芸「甲州印伝」とは？

「甲州印伝」とは、鹿革に漆で模様を施した革製品です。経済産業省から伝統的工芸品に指定されるほど、その技術と歴史は高く評価されています。印傳屋の創業は1582年に遡り、江戸時代から続く熟練の技術が今も息づいています。この歴史ある工芸が、現代のデザインと融合し、新たな魅力を引き出すことに挑戦しました。

『スイミー』とのコラボの背景

『スイミー』は、兄弟の魚たちが大きな魚に食べられた後、一人ぼっちになった小さな黒い魚の物語です。この物語は、勇気と希望をもたらす内容で、多くの人々に深い感動を与えています。印傳屋は、この物語が持つメッセージに対して深い敬意を表し、コラボレーションを実現したそうです。

コラボ商品概要

コラボレーションで生まれた商品は、小銭入れや名刺入れ、パスケースなど、全7種類に及びます。デザインは柔らかなグレージュの鹿革を使用し、そこに小さな赤い魚たちと象徴的な黒いスイミーが、光沢のある漆でリアルに表現されています。これらのアイテムはすべて機能性にも優れており、日常生活に彩りを添えるアクセントとして利用できます。

特に、

- 小銭入れ（3,850円）はポケットや小さなバッグにも収まりやすいサイズ。
- 長財布（11,550円）はお札とカード収納に最適で、外ポケットも搭載。
- パスケース（6,160円）はデザイン性が高く、機能面でも優れた一品です。

イベント情報

「レオ・レオーニの絵本づくり展」は、渋谷ヒカリエ9階ヒカリエホールで開催され、8月27日（水）までの期間、彼の独自の絵本制作過程を体験できる展示や、貴重な原画の展示が行われます。また、印傳屋はこの展覧会に協力しており、コラボ商品を購入できる貴重な機会です。

- 日程：2025年7月5日（土）～8月27日（水）
- 場所：渋谷ヒカリエ9F ヒカリエホール
- 入場料：月によって異なりますので、公式サイトで確認を。

終わりに

印傳屋が有する400年の歴史と、レオ・レオニの物語、「スイミー」から生まれた新たなアイテムたちは、伝統と現代が融合した魅力的なコレクションです。大切な人への贈り物や、自分自身のための特別な一品として、ぜひ手に取ってみてください。受け継がれてきたものの美しさと、物語の持つ力が込められた商品は、心に響くものがあることでしょう。