AIボイスボット「commubo」が新たな未来を切り開く
AIボイスボット「commubo(コミュボ)」が、生成AI機能を活用したメジャーバージョンアップを発表しました。今回のアップデートは、株式会社ソフトフロントジャパンが提供するもので、顧客フロント対応やナレッジ機能を大幅に改善した「commubo ver.4」となります。ここでは、その主な特徴や進化について詳しくご紹介します。
バックグラウンド:解決すべき課題
現在、コンタクトセンター業界は人手不足や教育コストの増大が課題となっており、AIを活用した自動応対の導入が進んでいます。しかし、従来のシナリオ型ボイスボットは、予期しない質問への対応が難しいため、顧客体験においてさまざまな課題が残っていました。ソフトフロントは「お客様を置いていかない自動化」を目指し、生成AIによる文脈理解を生かしたボイスボットの開発に取り組んできました。
アップデート内容:実際の機能
今回のバージョンアップでは、以下の3つの革新的な機能が新たに追加されました。
1.
生成AIによるフロント対応
文脈を理解し、柔軟に顧客の問い合わせに応じることが可能。
2.
ハイブリッドシナリオ型ボイスボット
従来のシナリオ型と生成AI型の両方を効果的に使い分け。
3.
LLM×RAGのナレッジ活用
自社のマニュアルや情報をインプットし、業務に直結するナレッジを提供。
このように、自由な編集が可能なノーコードで提供されることで、コンタクトセンターの多様な業務にフィットしやすくなり、顧客体験を向上させることが見込まれています。また、自動化が進むことで、採用や教育にかかるコストの軽減にも繋がるでしょう。
業務の向上に役立つ例
生成AIを活用することで、以下のような具体的な業務支援が実現できます。
複雑な内容でも適切な窓口に分類可能。
学習した内容を基に回答し、未解決の場合はオペレータと連携。
ヒアリングで原因を特定し、解決策を提示。
文脈に応じた音声認識の補正。
顧客の感情を推定し、適切に受け答え。
このような機能により、ボイスボットの運用効率が向上し、オペレーターの負担も軽減されるでしょう。
未来の展望
この新バージョンのリリースは2025年11月を予定しており、東京で開催される「コールセンター/CRM デモ&コンファレンス 2025」においても、最新の情報が発表される予定です。業界の最前線で進化し続けるcommuboにぜひご注目ください。
展示会概要
基本情報
- - 名称:コールセンター/CRM デモ&コンファレンス 2025 in 東京(第26回)
- - 会期:2025年11月13日・14日 10:00-17:30
- - 会場:サンシャインシティ・文化会館ビル
- - 主催:株式会社リックテレコム、インフォーママーケッツジャパン株式会社
- - ブース番号:2B-5
- - 展示会HP:こちらをクリック
まとめ
「commubo」は、複雑な音声の会話に対応する自然会話AIボイスボットとして、さまざまな企業での導入が進んでいます。ソフトフロントジャパンは、今後も業務にフィットするボイスボットを提供し続けるとしています。自動化による効率化や経験の蓄積を生かし、さらなる進化を遂げるcommuboにご期待ください。
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