海老屋がオンライン開設
2024-12-10 10:53:17

日本の伝統工芸を継承する海老屋がオンラインショップを開設

創業160年の伝統を受け継ぐ「海老屋」



長野県・木曽の地で160年続く伝統工芸の店「海老屋」が、新たに公式オンラインショップを開設します。この革新的な試みは、現代のライフスタイルに現れる渇望に応え、木曽漆器の魅力を広げるものです。長年の歴史を持ち、洗練された工芸品を提供する海老屋は、これまでもその技術の高さとデザインの美しさで多くの人々に愛されてきました。

店主である三上 肇は、江戸時代の末期から続くこの店の六代目として、古くからの技を受け継ぎ、精緻な工芸作品を創り上げています。彼は、木曽の天然素材を用いた道具としての日常使いを意識し、シンプルで素朴なデザインを重視した作品を展開しています。特に「木曽漆器」は、見る人に温かみを感じさせ、心を落ち着かせるような美しさがあります。

木曽の自然と共に生きる漆器



海老屋の漆器作品は、特に木曽の天然ひのきを利用したものが多く、手にした時に軽さを実感します。例えば、「木曽ヒノキ曲げコーヒーカップ」は、口当たりが柔らかく、飲み物の温度を適度に保つ特性があります。その軽やかさは、日常使いに非常に向いています。プロセス自体が特別で、生のうるしを7回も重ねる独自の「スリ漆」の技法により、木目を美しく繊細に浮き出させます。使い込むことで色合いが変化していく様子も、長く愛用する楽しさを引き立てるポイントです。

「木曽さわらのスリ漆おひつ」も同様に人気で、天然のサワラを使ったおひつは、漆膜の効果で汚れを防ぎつつ、米を美味しく保つ役割を果たしています。手入れが簡単で、冷酒のクーラーとしても使える多機能性が魅力的です。日々の使用で漆膜が薄くなった際は、ぜひお店に戻して塗り直しを依頼してください。職人の手による真心こもったサービスが受けられます。

明治時代の歴史も息づく



海老屋では、かつて勤怠管理に使用されていた「勤労木札」というタイムカードも取り扱っており、江戸時代から続く店の歴史を感じさせます。この木札は、職人たちが働く際に使用し、月末には勤怠管理として集計されました。このように、海老屋はただの工芸店ではなく、地域の歴史や文化を大切にしながら、皆さまに愛される道具を作り続けているのです。

公式オンラインショップの開設により、より多くの人々が実際の手触りと美しさを体験する機会が増えています。家事を助けてくれる道具として、またおしゃれなインテリアとして、海老屋の木曽漆器は生活の一部となることでしょう。

さあ、長野県木曽郡の伝統工芸を手にして、心豊かな日常をお楽しみください。


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会社情報

会社名
海老屋
住所
長野県木曽郡木曽町福島5371
電話番号
0264-23-3565

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