Web制作会社JBNがBacklogを活用しプロジェクト管理を進化させる

Web制作会社JBNがBacklogを活用したプロジェクト管理の進化

Webサイト制作を手がける株式会社JBNが、プロジェクト管理に「Backlog」を導入しました。この取り組みは、顧客や外部パートナーとの円滑なコミュニケーションを実現し、業務の透明性を高めています。

導入の背景

JBNは、顧客とのWebサイト制作プロジェクトに取り組む際に、情報分散や進捗の不透明感といった課題に直面していました。具体的には、個別に依頼されるタスクの管理が複雑になり、チームメンバーが本来の業務に集中することが難しくなっていました。このため、こうした問題を解決するために、全関係者がリアルタイムで進捗を把握できる環境が求められていました。

そこで「Backlog」を採用し、すべてのタスクを一元化しました。当初は小さな依頼から始まりましたが、次第にプロジェクト全体の進行管理にも活用が広がり、効果を発揮しています。

Backlogによる効果

1. 透明性の向上

JBNは、顧客や外部パートナーをBacklogプロジェクトに招待し、すべてのタスクを共通で管理しています。このシステムにより、顧客側は「今、プロジェクトはどの段階なのか？」という不安を感じることがなくなり、安心してプロジェクトを進行できる環境が整いました。結果として、情報の確認やコミュニケーションの手間も減り、業務ポジティブな影響が生まれています。

2. 本来の業務に集中できる環境

Backlogのガントチャート機能によって、各タスクが視覚的に整理され、メンバーはすぐに自分の役割を把握できます。「この青い部分が担当範囲です」といった指示が可能になり、複雑なタスク管理のストレスを軽減し、集中力を高めることができました。

3. 高いチーム力を発揮

Backlogを用いることで、プロジェクト関係者全員が最新の情報を共有し、効率的に業務を進められるようになりました。また、JBN側だけでなく、顧客側でも「バックログスイーパー」と呼ばれる役割を担い、タスク整理や確認を行っています。タスクの漏れを防ぐ意識が浸透し、チーム全員がBacklogを効果的に活用することで、プロジェクトの進行スピードも向上しています。

今後の展望

JBNの取締役である阿部氏とディレクターの金子氏は、「これからは、さらに進化した“チームワークマネジメント”が求められる」と語ります。Web制作の高度化により、多様な役割のメンバーが自主的にプロジェクトに貢献できる環境が必要だという視点です。このため、プロジェクトマネジメントの基礎やチームの“お作法”を深めていくことを目指しています。また、Backlogの機能を活用してチームナレッジを共有し、自律的に動ける環境作りも進めていく方針です。

まとめ

JBNの取り組みは、単にプロジェクト管理ツールを使うのではなく、組織全体の文化や信頼を育むための技術的発展をも意味しています。ヌーラボの「Backlog」により、透明で効率的なチームワークマネジメントを実現し、今後も多様化するチーム構成に対応していけるようなサービス改良が期待されます。より良い環境で、スタッフが持つ能力を最大限に引き出せるような未来を、JBNは目指しているのです。