キュアセル、資金調達
2025-09-24 12:57:02

自治医大発ベンチャーキュアセルが抗老化薬開発の資金調達を実施

自治医大発のキュアセルが新たな資金調達を発表



自治医大から誕生した新興企業、株式会社キュアセル(本社:東京都中央区)が、最大5千万円の資金を調達するための株式投資型クラウドファンディングを開始します。この資金は、画期的なフェロトーシス阻害薬、アポモルフィン誘導体『アポエチルモルヒネ』の非臨床試験を支えるために使用される予定です。

フェロトーシスとは


フェロトーシスは、鉄依存性の過酸化物質が蓄積することで引き起こされる細胞死の一形態であり、心筋梗塞や脳梗塞、アルツハイマー病など、さまざまな疾患に関連しています。キュアセル社は、これに対抗する薬剤の開発を通じて、健康寿命の延伸を目指しています。

資金調達の詳細


キュアセルは、大和証券グループと提携するイークラウド社を通じて、特定投資家や個人投資家を対象にしたクラウドファンディングを行います。今回の調達平面は2025年9月25日から開始され、最大5千万円の資金を目指します。具体的な募集期間は2025年9月25日から10月14日までです。

研究開発への強い意欲


キュアセルは、抗老化をテーマにしており、100以上の疾患への関連性が研究されています。特に酸化ストレスによる細胞死を防ぐ薬剤開発に力を入れており、すでに心筋梗塞や糖尿病など30種類への用途特許を取得しています。特許は自治医大が有しており、キュアセル社はその再実施許諾権を受けて共同開発も進めることができます。

抗老化の薬剤開発


現在進行中のフェロトーシス阻害薬の研究は、抗酸化及び抗炎症効果を持つアポモルフィン誘導体に基づいており、発症防止を目指した予防薬としての開発も視野に入れています。例えば、発症後の治療だけでなく、健康なライフスタイルを支えるために重要な役割を果たすものと考えられています。

中尾麻衣子社長のコメント


株式会社キュアセルの代表取締役である中尾麻衣子氏は、抗加齢についての豊富な専門知識を持つ形成外科の医師です。彼女は再生医療や修復医療を行うクリニックを経営した後、現在の企業を立ち上げました。中尾氏は、「私たちの目標は、多くの人々に健康で美しい老後を提供することです。特に、内科的なアプローチで細胞レベルの再生を促進することが重要です。」と述べています。

会社概要


  • - 法人名: 株式会社キュアセル
  • - 代表者: 中尾麻衣子
  • - 設立日: 2022年8月1日
  • - 事業内容: 医薬品の創薬・開発
  • - URL: http://curecell-lab.com/

まとめ


キュアセルは、抗老化薬の開発を進める中で、社会課題の解決に貢献することを目指しています。新たな資金調達を行うことで、医薬品の早期上市に向けた研究開発をさらに加速させ、おそらく多くの人々に新しい希望をもたらすことでしょう。皆様もぜひ、公式サイトを通じてこの取り組みに注目してください。


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会社情報

会社名
株式会社キュアセル
住所
東京都中央区築地二丁目12番8号大広ビル2階
電話番号
03-3541-0355

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