展覧会「能登とartists」開催概要
神奈川県横浜市に位置するそごう美術館では、2026年3月7日から4月2日まで「能登とartists」が開催されます。この展覧会は、能登半島地震から2年が経過した今なお続く復興の歩みを注視し、能登への思いを作品にした11組のアーティストの作品を展示するものです。
この展覧会は、能登の未来に希望を抱き、復興の願いを込めて企画されました。参加作家は、石川に居住するアーティストを中心に、石川出身の前本彰子を加えた11組です。彼らの作品は、震災に伴って被災したものも含まれていますが、その中には新たな意義を見出し、再構築されたアートもあります。
アーティストたちの思考と行動
参加するアーティストは、震災の影響を受けながらも、それぞれが能登への思いを大切にし、作品に具現化しています。特に印象的なのは、自宅を失った作家や、被災した作品を新たな視点で表現するアーティストたちです。
アーティストによる展示は、復興への大きな力となることが期待されています。例えば、被災後に新たに制作された山本基の作品《時の積層》や、高橋治希の草花の新作などは、震災からの回復の象徴とも言えるでしょう。
5つのキーワード
展覧会は「芽吹く」「重ねる」「変わる」「祈る」「歩む」という5つのキーワードに沿って展開されます。このキーワードは、震災からゆるやかに進んでいる復興の過程を表現しており、アーティストたちの思考や作品の背後にある深い感情を提示しています。
例えば、「芽吹く」というテーマのもとでは、新しい生命の息吹が描かれ、「重ねる」では、人と人とのつながりや時間の積み重ねが強調されます。アーティストたちの個々の物語や心情が交錯し、能登の豊かな文化と自然が描き出されます。
震災の記憶と日常
展覧会は、日常の中にある震災の記憶を再認識させる機会でもあります。石川幸史が震災前後で続けている撮影活動や、仮( )-karikakko-の作品に見られる能登の人たちとの日常生活の記録は、能登への思いを再確認させる重要な要素です。
アーティストたちの作品を通じて、訪れる人々が日常生活の中に能登の思いを感じ、共鳴することを願っています。特に、髙橋稜による震災の記憶を題材にした作品や、前本彰子の《青の天使》は、震災を経験した者たちの思いを代弁する重要なアートです。
展覧会情報
- - 会期:2026年3月7日(土)〜2026年4月2日(木)
- - 会場:そごう美術館(そごう横浜店 6階)
- - 時間:午前10時〜午後8時(最終入館は午後7時30分)
- - 休館日:会期中無休
- - 入館料:一般1,400円、大学・高校生1,200円、中学生以下は無料
この展覧会は、能登の復興が着実に進むことを願って、アートを通じて多くの訪問者と能登への思いを共有する場となるでしょう。