衛星データと地理空間AIを駆使した新たなサプライチェーン革命
Space Tech Accelerator株式会社(以下、STA)は、オランダの地理空間解析企業Space4Good B.V.と戦略的パートナーシップを結び、衛星データとAIを活用したサプライチェーンのソリューション展開をスタートしました。この提携は、両社が掲げる「宇宙技術の社会実装」を目指し、特に東南アジア地域でのサステナビリティリスクに対処することを目的としています。
提携の正式締結
提携発表は2025年11月19日、ドイツ・ブレーメンで開催されたSpace Tech Expo Europeの場で行われました。この調印式には両社の代表者が出席し、衛星データの活用による新たな市場開発への意気込みを表明しました。
提携の目的と内容
STAとSpace4Goodの協業により、以下の主要な取り組みが予定されています:
- - 衛星データを「現場で使える形」に変換する技術の開発
- - 森林リスク検知や小規模農家分析を含むサプライチェーンリスクの評価プロジェクト
- - Space4Goodからの解析データをSTAプラットフォームにAPI統合
- - 東南アジア市場での企業、政府、NGOとのパートナーシップ構築
- - 人材育成を通じて、衛星データの活用支援を行うこと
これにより、東南アジアにおける複雑なサプライチェーンの透明性、追跡性、リスク管理の向上が図られます。対象国は日本、インドネシア、マレーシア、タイであり、パーム油、ココナッツ、ゴムなど多様な産業におけるサステナビリティリスクの対応を強化します。
背景と国際的な展望
現在、企業は森林減少や気候変動、人権リスクなどの複雑なサプライチェーンの監視・検証を求められています。衛星データはこうした「見えないリスク」を可視化し、企業にとっての価値向上にも寄与する重要な要素となっています。特に、欧州ではサステナビリティ関連の規制や実務実装が先進的に進められており、今回の提携は欧州のノウハウを日本に取り入れる大きな第一歩となるでしょう。
各社のコメント
Space4Goodのコマーシャルディレクター、Arthur van der Meer氏は「STAとの協力により、僕たちの地理空間分析技術を企業や小規模農家に統合し、より責任あるサプライチェーンに貢献していけることを楽しみにしています」と期待を寄せています。
STAの代表取締役、平賀元気氏も「衛星データはサステナブルなサプライチェーンの基盤です。Space4Goodとの協業を通じて、迅速に実践的でスケーラブルなソリューションを提供することが可能になります」とコメントしています。
企業情報
Space4Goodについて
Space4Goodは、オランダに本社を置くスタートアップで、衛星データ、AI、地理空間分析を用いて環境や社会的インパクトの分野での活動を行っています。
Space Tech Acceleratorについて
Space Tech Acceleratorは、「宇宙技術で、世界平和に挑む。」をミッションに掲げ、宇宙からの視点を活かした持続可能な事業開発を推進しています。
コーポレートサイトは、
Space4Goodおよび
Space Tech Acceleratorでご覧いただけます。