メカニズムデザインの社会実装に関するカンファレンスが開催
経済学とビジネスを結びつける新たな機会が、2020年12月4日(金)にオンラインで提供されます。オークション・ラボを運営する株式会社Dolphinsと株式会社デューデリ&ディール、さらにソーシャルメディア「ALIS」を運営するALIS社が共同で行う、イベント『メカニズムデザインの社会実装2』がそれです。
このカンファレンスは、近年注目されている「メカニズムデザイン」という分野に光を当て、その社会実装に関する最新のアイデアや効果について議論します。特に、昨年開催された第一回目からの進展や、コロナ禍における新たな取り組みも紹介されます。昨年の経験を経て、今回はリアルとオンラインのハイブリッド形式での開催。これにより、より多くの人々が気軽に参加できる環境を作りました。
メカニズムデザインとは?
メカニズムデザインは、経済学の一領域で、特定の目的を達成するための適切なルールや仕組みを設計することを指します。これにより、より効率的で公平な資源配分や取引が可能となるのです。具体的には、新しいオークションの形態や、専門家のレーティングシステムの設計、都市や地域での新たな経済活動の創出に寄与しています。最近では、分散型金融(DeFi)の台頭により、より多様なアプローチが模索されています。
たとえば、デジタル希少財の取引は、これまでとは異なる価値の付け方や流通の仕組みを必要とします。専門家による評価基準も、透明化されることでより多くの人々に対して明確さを提供することが求められています。また、銀行や金融機関での為替取引も、従来の方法からデジタル空間での取引へとシフトする展望が開かれています。これらの事柄は一見すると小さな出来事に思えるかもしれませんが、大きな社会的変革の礎となることでしょう。
誰でも参加可能なイベント
本カンファレンスは、経済学やメカニズムデザインについて初めて触れる人々も対象としています。事前に基本的な知識や概念について説明が行われるため、初心者でも安心して参加することができます。特に、社会人、学生、研究者、起業家、メディア関係者など、さまざまなバックグラウンドを持つ人々が集まる場として、多様な視点からの議論が期待されます。
イベント詳細
- - 日程: 2020年12月4日(金) 19:00~21:00
- - 場所: オンライン開催
- - 参加費: 無料
- - 申し込み方法: こちらのページからお申し込むことができます。
登壇者について
イベントでは、名だたる専門家たちが登壇し、それぞれの視点からメカニズムデザインの最近のトピックについて語ります。たとえば、慶應義塾大学の坂井豊貴教授は、経済学の基礎だけでなく、具体的な実例に基づいた洞察を提供します。また、ALIS社のCEOである安昌浩氏は、ブロックチェーン技術の最新トレンドについて語り、参加者に新たな知見をもたらします。
このカンファレンスは、経済学とビジネスの融合を探る貴重な機会です。興味のある方々はぜひ参加し、新たな知識と貴重なネットワークを築くチャンスを逃さないでください。