日韓福祉交流研修、相互理解の深化
2026年7月6日から13日まで8日間、千葉県佐倉市の社会福祉法人 愛光が主催した日韓福祉交流研修が行われました。この研修は、盲重複障害福祉の分野における情報交換と支援の向上を目的に、韓国の「ヨジュ ラファエルの家」と「ハサン障害者福祉館」を訪問し、実施されました。
交流の背景
この交流は2000年に始まりました。その年、ラファエルの家の関係者が日本を訪問し、愛光を見学したことがきっかけです。その後、両者は姉妹提携を結び、これまでに多数の研修を重ねてきました。特に、今年で25年目を迎えたことは、双方にとって重要な節目となりました。
今回は、愛光から6名の研修生が参加し、実践的な学びを得ることができました。特に、盲重複障害を持つ利用者との交流は、研修生にとって忘れられない経験となりました。
研修の詳細
期間と場所
- - 期間: 2026年7月6日 (月) ~ 13日 (月)
- - 訪問先: 韓国京畿道驪州市の「ヨジュ ラファエルの家」およびソウル市の「ハサン障害者福祉館」
参加人数
愛光から研修生6名、合計で充実した交流が行われました。
研修スケジュール
1日目: ヨジュ ラファエルの家訪問
初日は、ラファエルの家で理念と実践を学ぶため、施設見学と座学が行われました。利用者一人ひとりの尊厳を重んじたケア環境が整っており、多くの研修生が感銘を受けました。 施設のリフォームも行われ、屋内には運動プログラム用の設備が新設されていました。
2日目: ハサン障害者福祉館訪問
2日目はソウル市の「ハサン障害者福祉館」を訪れ、運営理念や地域連携の重要性を学びました。ここでは、障害のある方が地域で生き生きと暮らせるための包括的な支援体制が紹介され、学びの多い時間となりました。
3日目以降: 現場実習
3日目から7日目までの間、研修生は現場実習を行いました。生活支援プログラムに参加し、心温まる交流がありました。また、医療チームと意見交換を行うことで、支援の在り方に関する多様な視点を学ぶ機会にも恵まれました。
外出支援ではネイルサロンや床屋に同行し、韓国料理のビビンバを一緒に作ることで、調理を通じた交流の喜びを体験しました。特に、「サムルノリ」を見学した際には、音楽の力を共有し、使用者や職員が一体になった盛り上がりを感じました。
参加者の感想
参加した研修生は、施設の整備状態や個別プログラムへの取り組みが非常に印象的であったと述べています。中には、ラファエルの家の運営に感動し、彼らの「おもてなしの心」に深く感銘を受けた声もありました。
愛光とは
愛光は1955年に創立され、視覚障害を支援することから始まり、現在は幅広く福祉事業を展開しています。千葉県佐倉市を拠点に、障害者支援、高齢者福祉、地域福祉事業を行い、地域に根差したサービスを提供しています。
今回の研修が完結したことは、今後さらなる国際連携の拡大につながる貴重な経験であると、研修に参加したスタッフも強く感じています。愛光は、引き続き盲重複障害のある方々の福祉向上に邁進していくことを誓っています。