2024年高校生が選ぶ！推し活トレンドに迫る最新調査結果

2024年9月17日、株式会社アイ・エヌ・ジーが実施した調査によると、関東の高校生たちの心を捉えている「推し」とは一体どのような存在で、どのような活動を行っているのかが明らかになりました。今回は、その結果を詳しく見ていきましょう。

高校生の86%が「推し」を持つ

調査によると、興味深いことに86%の高校生が自分の「推し」がいると回答しました。その中で最も支持を集めたのが「日本のアイドル」で、29.1%が推しのジャンルとしてこのカテゴリーを選びました。さらに、同様に人気の「アニメ・ゲーム・漫画のキャラクター」もあり、こちらが23.3%を占めていることがわかりました。これに加え、韓国のアイドルや男女俳優も高い支持を得ており、推し文化の多様性が垣間見えます。

少数派の中には「クラスメイト」や「教師」、さらには「身近な人物」を推しているという声もあり、身近にいる人々が支持の対象となる場合もあるようです。これにより、推し活は特別な存在に向けたものだけではないことが浮き彫りになりました。

推し活の具体的な活動内容

次に、普段の「推し活」の活動内容についても調査が行われました。その結果、最も多かったのは「SNSを見る」で、70.9%の高校生が日常的に推しのSNSをチェックしていることが明らかになりました。このコメントとして、「毎回SNSでチェックしてストーリーはスクショしている」という声もあり、SNSが推しとの接点として非常に重要な役割を果たしていることがわかります。

続いて「YouTubeなどの映像を見る」が64.0%で2位、「ライブ・舞台に行く」も62.8%を占めています。推しのグッズ購入やCD、DVDの購入もそれぞれ50%を超え、物理的な応援も大切にされているようです。また、「ファン同士の交流」を楽しむために、「近い誕生日の担当をしている親友と合同で生誕祭を開く」といったエピソードは、高校生たちがコミュニティを築く上での一助にもなっています。

高校生たちの「ネクストトレンド」

最後に、高校生たちが考える次に来るトレンドについても触れました。新感覚スイーツ「カヌチュロ」や、一般的な性格診断をもとにした「MBTIコスプレ」など、今後の流行を予感させるものがいくつか挙げられました。

今回の調査結果からは、高校生たちの推し活が多様化していること、またSNSやYouTubeなど、デジタルを通じて推しとの関係を深める様子が見て取れます。これからも彼らの「推し活」がどのように進化していくのか、注目していきたいですね。